海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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桃のデザートには隠し味 お料理名人の事件簿1/リヴィア・J・ウォッシュバーン/ランダムハウス講談社(2007.12.1発行)

   

主人公はもと歴史科教師で下宿屋を営むフィリス・ニューサム 桃の名産地のテキサス北部の平和な田舎町ウェザーフォードで3人のもと女性教師達と暮らしています
この平和な町ウェザーフォードで果樹園のオーナーがジャッキでつぶされる事件が起こり、これを手始めに次から次に——-
事件に巻き込まれたフィリスは素人探偵に
気軽に読めるけれど、出された命題(児童虐待・セクシャルハラスメント・介護問題等)は深いものがあります。
料理のレシピ付きのミステリ 掲載のレシピは3つあります。
「ピ?チ・クリーム・チーズ」
「ロースト・ビーフ(コーラ焼き)」 なんとコカコーラをぶっかけてしまう豪快な料理です
「スパイシー・ピーチ・コブラー」 アメリカの桃はかなり固く甘みも少ないそうです
2作目も既に発行されてます。
原題は「A Peach of a Murder」
2007年12月1日ランダムハウス講談社より発行

 - お料理・お茶の名人もの, コージー・ミステリもの, 女性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆