海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 女性弁護士レベッカ・マイティソン シリーズ 」 一覧

黒い氷

黒い氷/オーサ・ラーソン/ハヤカワミステリ文庫(2009.5.15発行)

女性弁護士レベッカ・マイティソンのシリーズ第3作 アンナ=マリア・メラ警部と同僚のスヴェン=エリック・ストールナッケは、凍結した湖で女性の死体が発見された事件の担当になる— レベッカは、長い闘病生活の後、精神隔離クリニックを退院して故郷のキールナに戻る。地元の特別検事の職に6ヶ月の仮契約で雇われることになり、事件にかかわっていく。 登場人物たちがそれぞれ非常に個性的でユニークで本当に面白い。 …

オーロラの向こう側

オーロラの向こう側/オーサ・ラーソン/ハヤカワミステリ文庫(2008.8.25発行)

2003年スウェーデン推理小説アカデミー新人賞受賞作品 2007年英国推理作家協会(Crime Writers’ Association = CWA)最優秀翻訳長篇賞ノミネート作品 税法が専門で資格を取ったばかりの女性弁護士レベッカ・マイティソンのシリーズ第1作 「ヴィクトール・ストランドゴードが死ぬのは実は初めではない」という書き出しで物語は始まる。 ストックホルムの法律事務所で働いていた彼女は…

赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

赤い夏の日/オーサ・ラーソン/ハヤカワミステリ文庫(2008.10.25発行)

犯人を捜すよりも登場人物一人一人がどうなるのか気になってしまう不思議なミステリ 女性弁護士レベッカ・マイティソンのシリーズ第2作 既に日本で第3作まで出版されています。 登場人物の生き方を応援したくなって夢中になるミステリ  2004年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長篇賞受賞作品 あのスティーグ・ラーソンの「ミレニアム2 火と戯れる女」が2006年の同賞受賞作品です 1995年にはヘニング・…