海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 2009(2008年) 」 一覧

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2009本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2008)

2009本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2008) ミステリマニア向けのベストテンもの 海外ミステリ第1位から第10位までの本を紹介 2008年12月2日原書房より発行 第1位 『ウォリス家の殺人』/D.M.ディヴァイン/創元推理文庫 第2位 『霧と雪』/マイケル・イネス/原書房 第3位 『7番目の仮説 ツイスト博士シリーズ』/ポール・アルテ/ハヤカワ・ミステリ 第4位 『ナポレオンの剃刀…

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検死審問―インクエスト/パーシヴァル・ワイルド/創元推理文庫(2008.2.22発行)

江戸川乱歩が1947年8月に発表した「1935年以後のベストテン」に挙げられている作品 復刊もの この作品はかつて「検屍裁判―インクエスト」の訳題で刊行されていました(1951年) ☆2009本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2008)第9位 ☆ミステリが読みたい2009年版 ベスト・ミステリ2008(早川書房)第15位 物語は検死官の仕事のやり方の説明から始まります。 時代を全く感じさせな…

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霧と雪/マイケル・イネス/原書房(2008.7.1発行)

2009本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2008)第2位 イギリス・オックスフォード大学の英文学教授であり、ミステリー作家としても名高い巨匠1940年発表の作品 巨匠イネスによる頭脳ミステリと紹介されています。 45ページで挫折しました。 最後まで読んだ方の評価は高い方とそうでない方にはっきりと分かれるようですが、登場人物表もなく、ただただつまらない人物紹介に事件が起きるまで読み続けること…

ウォリス家の殺人

ウォリス家の殺人/D.M.ディヴァイン/創元推理文庫(2008.8.29発行)

『悪魔はすぐそこに』につづく2冊目のD.M.ディヴァインの作品 2009本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2008)第1位 2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第4位 2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第10位 ミステリーとして高水準にあると思われるこの本を、早川書房だけがベストものから…