海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ 」 一覧

陪審員に死を キャロル・オコンネル

陪審員に死を/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2014.2.21発行)

前作翻訳発表から約2年を経て出され、待ちに待っていたニューヨーク市警の巡査部長キ …

吊るされた女

吊るされた女/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2012.6.29発行)

☆2012年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第8位 前作翻訳発表から6 …

魔術師の夜

魔術師の夜(上)(下)/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2005.12.28発行)

ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第5作 とても悲しいラブストーリーです。 魔術師を相手にしている物語のため、ジェフリー・ディーヴァーの『魔術師 (イリュージョニスト)』(四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第5作)と比較されている方がいました。 それぞれの捜査官の闘い方は異なっているし、どちらが面白いかという比較をするのは全く意味がないと思います。それぞれの面白…

天使の帰郷

天使の帰郷/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2003.2.28発行)

ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第4作 舞台はニューヨークからルイジアナ州デイボーンへ。 誰にも一言も告げず、ひそかに帰郷していたマロリーは、この街を牛耳るカルト教団の教祖殺しの容疑者として勾留されていた。 姿を消したマロリーをさがし、彼女の故郷を訪れた親友チャールズは、そこでマロリーと同じ顔の天使像を見る—- 2003年2月28日東京創元社(創元推理文庫)より発行  …

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死のオブジェ/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2001.8.31発行)

ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第3作 画廊でアーティストが殺害された。ギャラリーに置かれたパフォーマンス・アートのように床に横たわりカードに「死」と題されたいわば死のオブジェは、本物の死体だった。 NY市警には、12年前に同じオーナーの画廊で起きた猟奇殺人との関連を示唆する手紙が届いた。 マーコヴィッツの捜査メモを手掛かりに再捜査する彼女の行く手に何が待っているのか—-…

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アマンダの影(二つの影)/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2001.6.29発行)

ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第2作 マロリーが殺された?部下の報告で検視局に駆けつけたライカーが見たのは、彼女のブレザーを着た別人だった——- マロリーの衝撃の過去が明らかになっていきます。 本書は竹書房から出ていた『二つの影』の新訳版 2001年6月29日東京創元社より発行 …

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氷の天使(マロリーの神託)/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2001.5.25発行)

主人公はニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第1作 幼い頃、ストリート・チルドレンで盗人だったところを、補導した警察官の家に引き取られた ハッカーとして発揮される天才的な頭脳・鮮烈な美貌の持ち主 マロリーの養父のルイ・マーコヴィッツの懐中時計と指輪が質屋に入れられようとしていた。生きている限り彼がこの二つの品を手放すはずがない。—— 本書は竹書房から出ていた『マロリーの神…