海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 FBI捜査官もの 」 一覧

最重要容疑者

最重要容疑者(上)(下)/リー・チャイルド/講談社文庫(2014.9.12発行)

ジャック・リーチャー・シリーズの第17作。翻訳作として6作目。 「まだいろいろあ …

判決廃棄 リンカーン弁護士

判決破棄 リンカーン弁護士(上)(下)/マイクル・コナリー/講談社文庫(2014.11.14発行)

☆2015年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第1位 リンカーン弁護士ミ …

スケアクロウ

スケアクロウ(上)(下)/マイクル・コナリー/講談社文庫(2013.2.15発行)

マイクル・コナリーの20冊目の長篇 主役はロサンジェルス・タイムズ紙記者ジャック …

消えゆくものへの怒り

消えゆくものへの怒り/ベッキー・マンターマン/ハヤカワ文庫(2012.12.15発行)

プロローグは、性犯罪者が次の恋人を物色しているところから始まる。 主人公は、おと …

獅子の血戦(上)(下)

獅子の血戦(上)(下)/ネルソン・デミル/講談社文庫(2012.7.13発行)

講談社さんに敬意を表して、ネルソン・デミルをまた読んでみましたが、全くの駄作。時 …

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嘆きのプロファイル/ケイ・フーパー/ヴィレッジブックス(2011.6.20発行)

主人公は、人の恐怖を感知する特殊な能力を持つFBI捜査官ルーカス・ショーダン 人 …

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ボディガード/スーザン・ブロックマン/ヴィレッジブックス(2009.7.18発行)

ロマンス小説の人気作家が送るロマンチック・サスペンス 物語は主人公のFBI捜査官ハリー・オデールがスーパーマーケットの強盗を取り押さえるビデオをパートナーがあきれて見ているところから始まる。 もう一人の主人公は27歳の美貌の女性アレッサンドラ・ラモント。夫と協議離婚し家と3台の車を手に入れたが—- 登場人物が少なく、わかりやすく、単純明快で面白かった。 「RITA賞※に輝く」と本の裏表紙にあり…

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切り刻まれた暗闇(上)(下)/アリスン・ブレナン/ゴマ文庫(2009.5.15発行)

全米100万部元FBIアカデミーの女性3人をヒロインにした3部作「ザ・プレイ」「ザ・ハント」「ザ・キル」のアリスン・ブレナン(戦慄のサスペンスとラブロマンスの名手)の最新3部作プリズンブレイク・シリーズ第1弾 物語は被告人席に座り、自らを弁護する企業の法廷弁護士セオドア・グレンが陪審員たちを見つめているところから始まる。 究極のストーカーにねらわれとき、あなたならどうしますか。 デビュー作の3部作…

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翼のある子供たち/ジェイムズ・パターソン/ランダムハウス講談社(2005.11.11発行)

多彩な才能を持つジェイムズ・パターソンが贈るSF的サスペンス はらはらどきどきしながら、あっという間に読み切ってしまいました。 訳者は「大人のためのメルヘン」と紹介しています。 1998年アメリカで発売されるや、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リスト1位にランク 「子供たちが夢中になって読みました」と言われたそうです。 本書の続編「翼ある者のさだめ」(2005年4月アメリカで刊行)もすでに発…

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ワイルドファイア(上)(下)/ネルソン・デミル/講談社文庫(2008.5.15発行)

前作の「ナイトフォール(上)(下)」と同じようにミステリとしては失敗作 007・ジェイムズボンドシリーズの映画のようにありえない設定が多く、痛快なスパイアクションもののように読めば面白いかも。 最新の世界情勢(といっても2001.9.11アメリカ同時多発テロに焦点が)からテーマを選択しており、その選択は読む人を強くひきつけるのに。あいかわらず展開が遅く、冗談や駄洒落の連発にいささか食傷気味になる。…

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死角/キャサリン コールター/二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(2006.2.25発行)

夫婦FBI捜査官が活躍するシリーズ第4弾 いずれも全米ベストセラーに 女性数学教師だけを狙った連続殺人事件 元FBI捜査官の子供を執拗に狙った誘拐事件 今回も二つの事件が平行して進行します。 子供に対する親の素直な愛情が痛いほど伝わってきます。この愛情をもてない親がいるなんてなんて不幸なんでしょうか。 2006年2月25日二見書房より発行  …

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熱帯夜の狩人/リサ・ガードナー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2006.3.20発行)

FBIアカデミーの研修生キンバリー・クインシーとジョージア捜査局特別捜査官マック・マコーマックが主人公 日本での5冊目の作品 何よりも被害者の救援を最優先にして取り組む二人を応援しながら、一気に読んででしまいました。 リサ・ガードナーこの人から目を離せません。 2006年3月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ) より発行 …

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ザ・キル/アリスン・ブレナン/集英社文庫(2007.11.25発行)

元FBIアカデミーの同期でルームメイトだった3人のその後を綴った3部作の3作目 5歳のとき目の前で姉を誘拐されたオリヴィア 34年後姉殺しの犯人として服役していた男が、DNA鑑定の結果無罪となり釈放された— ミステリ部分は評価できますが、ロマンス部分は3部作とも同じパターンでちょっと飽きが来ました。水戸黄門ものを見ているみたい。 作家のアリスン・ブレナンは、このシリーズ後2007年から再び3部…

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心うち砕かれて/ジュリー・ガーウッド/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2002.1.15発行)

懺悔室の中でトム神父を凍りつかせた神父の妹ローランに対する殺人予告 いったい誰が何のために ジュリー・ガーウッドのロマンチック・サスペンスのデビュー作 2002年1月15日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)より発行 …

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ザ・ハント/アリスン・ブレナン/集英社文庫(2007.10.19発行)

女性を監禁・レイプし、最後は時間を与えて逃がし、獲物を狩るように殺害する連続殺人犯 12年前唯一連続殺人犯から逃れたミランダ・ムーアが主人公 FBIアカデミーの卒業直前になぜ彼女がアカデミーから去っていったかも明らかにされます。 FBIアカデミーの同期でルームメイトだった3人をそれぞれを綴った3部作の第2部です 本書は2007年10月19日集英社文庫より発行 …