女性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの評価: ☆☆

痕跡 (上)(下)/パトリシア・コーンウェル/講談社文庫

作家はアメリカ・マイアミ生まれ 警察記者・検屍局のコンピューターアナリストを経て1990年『検屍官』で小説デビュー 
ケイ・スカーペッタが主人公のシリーズ第13作  第4作『真犯人』が映画化の予定とのこと
公式ホームページ www.patriciacornwell.com
検屍官局長だったケイ・スカーペッタが、事件の依頼を受け5年ぶりにリッチモンドを訪れた。そこでみたものは、変わり果てた自分の検屍局だった。自分がいなくなったあと、勤務先がどう変わってしまうかは、勤め人にとっても重大な関心事です。元の勤務先を訪問してはいけないのでしょうね。
シリーズの回を重ねるごとに少しずつ雑になってきたような気がします。最悪のときよりは少し良くなった気はしますが。
現在の検屍官局長マーカスや検屍官副局長フィールディングは、下巻になると全く姿を現さず、14作で消息でも知らせてくれるつもりなのでしょうか。読者誰もが不愉快な思いをする検屍官局長をさんざん描いておいて、放っておくのは気になります。もう登場させなくていいですよ。
被害者の父親もどう事件にかかわったかは、はっきりせず、その後どうなったかについては全く触れられていません。こんな雑な書き方を女性の作家がするのは、がっかりするよりもびっくりしました。
また、誤植でしょうか(?)上巻197ページL18「死体硬直が始まるので、その後だれかが遺体を動かしたり話を変えたり」 話を変えたり は 向きを変えたり等の方が意味が通るけど

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