☆2012年マカヴィティ賞最優秀長編賞受賞作品
☆ドイツ・ミステリ大賞翻訳部門第1位
☆2011年ハメット賞ノミネート作品
☆2012年シェイマス賞最優秀処女私立探偵小説賞ノミネート作品
独特の世界観を持つ女性私立探偵クレア・デウィットを主人公としたシリーズの第1作。
2007年、ハリケーンの傷痕が残るニューオーリンズでクレアは失踪した地方検事補の捜索をその甥から依頼される。洪水で死んだのか、嵐のあとに姿を見たという目撃証言もあるが、何もわからず、全く消息がない。
洪水により傷ついた街と人々に寄り添う女探偵の活躍を描くミステリ。
クレアが若者たちから情報を得る場面で、信用してもらえず私立探偵の資質を示して信頼を得るところがある。残念なことにその若者の過去をどうやって推測したかの説明が全くない。優れた私立探偵だからできたというのでは読者は納得できない。アイスクリーム屋で働いてことを推測できた理由等の謎解きをきちんとして欲しかった。
なかなか入りにくいミステリですが、最後まで読むとなかなかいい私立探偵ものだなと思います。
2013年に続篇 「Clair DeWitt and the Bohemian Highway」 を発表。一日も早い翻訳を是非お願いいたします。
2015年6月30日創元推理文庫より発行 原題は「Claire DeWitt and the City of the Dead」(2011)
<作家紹介 サラ・グラン>
1971年アメリカ、ブルックリン生まれ。
作家になる前に書店員や古書販売などさまざまな職業を経験した。
著書に Saturn’s Return to New York 、『私の悪魔』『堕天使の街』などがあり、テレビドラマや映画の脚本も手がけている。
本書『探偵は壊れた街で』は2011年に発表された4作目の長篇作品
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