男性刑事(捜査官)もの

2009年

グラーグ57(上)(下)/トム・ロブ スミス/新潮文庫(2009.9.1発行)

衝撃の作品『チャイルド44』から1年 待望の続編が発行されました。 『チャイルド44』は、 ☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第1位 ☆2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位 ☆2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第2位 ☆闘うベストテン2008(ミステリチャンネル)海外ミステリ第3位 ☆ミステリが読みたい2009年版 ベスト・ミステ...
イギリス・ヨークシャーの主席警部アラン・バンクス シリ-ズ

エミリーの不在(上)(下)/ピーター・ロビンスン/講談社文庫(2006.6.15発行)

アラン・バンクス警部を主人公とするシリーズ11作目 この本を読んでエントリーしたはずなのに検索しても本サイトから出てこなかったため、もう一度読んだ作品 読んでよかった!! 娘とのパリ週末旅行を控えたバンクスを待っていたのは、天敵ともいえる警察本部長ジミー・リドルからの「頼みがある」という電話だった---- 彼を信頼する警視からバンクスに諭す場面から 「きみが規則どおりにやるわけないよ。ーーー規則ど...
イギリス・ヨークシャーの主席警部アラン・バンクス シリ-ズ

余波(上)(下)/ピーター・ロビンスン/講談社文庫(2009.7.15発行)

アラン・バンクス警部を主人公とするシリーズ12作目  スポーツマンで足がきれいな美少女が5人相次いで失踪した---- 英国では既にシリーズ18作目の長編が2008年に刊行されています。 凄惨な事件を扱う刑事たちの心理を深く描いた作品 救いがどこにもない結末は雨が降りしきる暗い街角を一人どこまでも歩いているようです。 イギリスとアメリカの心理分析官の立場の違い・警察官が犯罪者に立ち向かったときの扱い...
ジャーナリスト(新聞記者・雑誌編集者)もの

ビューティ・キラー2 犠牲/チェルシー・ケイン/ヴィレッジブックス(2009.6.20発行)

ビューティ・キラー シリーズ第2作 夏のフォレスト・パークで野生動物たちが顔を食い荒らした女性の遺体が発見された。この捜査に取り組むポートランド市警刑事のアーチー・シェリダンだったが------ あの衝撃の書き出しで始まる第1作から1年  新たな物語もビューティ・キラー(連続殺人犯)のグレッチェン・ローウェルなしには始まりません。 人の心の不思議さを問うミステリ 必ず第1作からお読み下さい。 20...
FBI捜査官もの

切り刻まれた暗闇(上)(下)/アリスン・ブレナン/ゴマ文庫(2009.5.15発行)

全米100万部元FBIアカデミーの女性3人をヒロインにした3部作「ザ・プレイ」「ザ・ハント」「ザ・キル」のアリスン・ブレナン(戦慄のサスペンスとラブロマンスの名手)の最新3部作プリズンブレイク・シリーズ第1弾 物語は被告人席に座り、自らを弁護する企業の法廷弁護士セオドア・グレンが陪審員たちを見つめているところから始まる。 究極のストーカーにねらわれとき、あなたならどうしますか。 デビュー作の3部作...
2009国内外ミステリ

ユダヤ警官同盟(上)(下)/マイケル・シェイボン/新潮文庫(2009.5.1発行)

2008年アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA AWARDS)最優秀長編賞ノミネート作品 2008年ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞のSFの主要3賞を受賞 “トリプル・クラウン”を制した作品 仮の世界での優れた警察官ミステリ 直感に頼って突っ走るシトカ特別区警察殺人課刑事マイヤー・ランツマン 相棒のベルコ・シェメッツ 上司で元妻のビーナ・ゲルプフィッシュ 個性的で忘れがたい脇役が物語を盛り上げます...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

マジシャン殺人事件/ピーター・G・エンゲルマン/扶桑社ミステリー(2009.3.30発行)

舞台はイタリアのフィレンツェ 奇術師のグレイト・サブニーニの最も得意な演目は脱出マジックだった---- ミステリの面で魔術師としての活躍がなく、魔術師ものでは読んだもののなかでいちばんつまらなかった。 文庫本で167ページの作品 物語に意外性もなく、謎解きの説明が不十分で納得がいかない点が多すぎる。最後のエピローグでももっと納得のいく丁寧な説明が欲しかった。 2009年3月30日扶桑社ミステリーよ...
もと軍特別部隊調査官ジャック・リッチャー シリーズ

前夜(上)(下)/リー・チャイルド/講談社文庫(2009.5.15発行)

2005年英国バリー賞(THE BARRY AWARDS)最優秀長編賞受賞作品 ジャック・リッチャー シリーズ第8作 軍を除隊する以前の主人公(軍特別部隊調査官・軍警察現場指揮官・少佐)を知ることができます。 物語は1989年が1900年になったばかりのとき、かかってきた電話から始まった。 その電話は、基地から50K離れたモーテルで兵隊の死体が見つかったことを知らせる民間の警察官からだった。 あっ...
ストックホルム市警エーヴェルト・グレーンス警部とスヴェン・スンドクヴィスト警部補 シリーズ

ボックス21/アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム/ランダムハウス講談社(2009.4.10発行)

ストックホルム市警エーヴェルト・グレーンス警部とスヴェン・スンドクヴィスト警部補 シリーズ第2作 スウェーデン推理小説アカデミー最優秀推理小説賞ノミネート作 訳者あとがきには「ジャーナリストと元服役囚という異色の組み合わせで、---社会の闇を鋭く描き出すサスペンス作品」とあります。 旧ソ連・東欧からの女性人身売買と強制売春問題を正面からとらえたミステリ 日本でも、旧ソ連からの若い女性たちが同じよ...
2008年

フロスト気質(かたぎ)(上)(下)/R・D・ウィングフィールド/創元推理文庫(2008.7.31発行)

イギリスのデントン警察署犯罪捜査部警部ジャック・フロストを主人公とする警察小説シリーズ第4作 ※なお、デントン市はロンドン郊外の架空の都市です。 ☆2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位 ☆2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第1位 ☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第2位 ☆ミステリが読みたい2009年版 ベスト・ミステリ2008...
男性刑事(捜査官)もの

会員制殺人サイト(上)(下)/ピーター・ジェイムズ/ランダムハウス講談社(2008.12.10発行)

9年前に妻が失踪 霊媒や超能力者のちからを信じる異色の警視ロン・グレイスを主人公とするシリーズ第2作   〈警視グレイス〉シリーズは世界26ヵ国語に翻訳累計200万部を超えるベストセラー 読んでいると彼と同じ時立場になって考えている自分がいる。それほど夢中になれるミステリ。読み終えたくなかった。 絶対にお勧めの警察ものミステリ。是非第1作『1/2の埋葬(上)(下)』からお読み下さい。 物語は、脚...
男性刑事(捜査官)もの

壊れた海辺/ピーター・テンプル/ランダムハウス講談社(2008.10.10発行)

2007年英国推理作家協会(Crime Writers' Association = CWA)ダンカン・ローリー・ダガー(最優秀長篇)賞受賞作品 オーストラリア・ミステリ界の第一人者が贈る刑事ものミステリ 登場人物の説明が前後していてわかりにくい。 事件解明の説明が丁寧ではなく、後は自分で考えろという突き放した作風。 それでも読み続けるだけの面白さがあります。だてに最優秀長篇賞をとっているわけでは...
女性刑事(捜査官)もの

警部補デリーロ/スコット・フロスト/集英社文庫(2009.1.25発行)

2006年アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞(エドガー賞とも呼ばれる)処女長編賞ノミネート作品 カルフォルニア州パサデナ市の女性警部補アレックス・デリーロのシリーズ第1作 物語は、娘がローズクイーンの最終選考に出場し、会場にいる警部補デリーロがコンテストの女王の発表を見守っているところから始まります。 後はノンストップの心理スリラー(?)のミステリ 一気に最後まで読んでしまいました。これまたお勧め...
男性刑事(捜査官)もの

コマドリの賭け(上)(下)/ジョー・ネスボ/ランダムハウス講談社(2009.2.10発行)

2007年英国推理作家協会(Crime Writers' Association = CWA)ダンカン・ローリー・インターナショナル・ダガー(最優秀翻訳長篇賞)候補作品 ノルウェー・ミステリ界の第一人者が送る刑事ハリー・ホーレのシリーズ3作目 1999年の現在と1942年の過去が交互に現れ、登場人物も多くて最初はちょっとわかりにくい。 気がつくと夢中になっています。 絶対にお勧めの暗殺者もの(この...
デントン市警察署ジャック・フロスト警部 シリーズ

夜のフロスト/R・D・ウィングフィールド/創元推理文庫(2001.6.15発行)

イギリスのデントン警察署犯罪捜査部警部ジャック・フロストを主人公とする警察小説シリーズ第3作 流感で人手が全く足りないデントン警察署に、またまた恐怖の一週間が始まる。 新聞配達の15歳少女が行方不明・老女ばかり狙う切り裂き犯次々起きる事件にフロスト警部は---- 前作までと異なり、各事件は解決したかと思うとフロスト警部の手から逃げてしまう。絶体絶命のピンチの連続 フロスト警部を応援しながらこのシリ...