ジャンル

2008(2007年)

議会に死体/ヘンリー・ウェイド/原書房(2007.2.28発行)

2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第9位 辛らつな発言を繰り広げた議員が、議会のほんのわずかな休憩時間に議場でナイフで刺されて殺された。発見したのは、議員に会いにきた彼の妻。 捜査に当たる捜査官は、クウェンバラ警察本部長として着任したばかりのレース大尉 事件捜査の経験がないレースは、スコットランド・ヤードに応援を要請するが--- 英国の「黄金時代の代表作家」といわれるヘンリ...
2008(2007年)

切り裂かれたミンクコート事件/ジェームズ・アンダースン/扶桑社ミステリー(2006.1.30)

2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第4位 ユーモアたっぷりの明るいミステリ ちょっと迷いましたが、ユーモアミステリに分類しました 第1作の『血染めのエッグ・コージイ事件』と舞台も同じ第12代バーフォード伯爵の所有する「オールダリー荘」 様々なゲストが次々と(予約なしに)到着して、事件の幕が切って落とされます。 1981年に刊行された本書 復刊ものです。なお、22年ぶりに第3...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

ビーチハウス/ジェイムズ・パタースン/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2003.5.20発行)

帰郷した見習いの弁護士ジャックは,弟ピーターの死亡を聞き、愕然とする。海辺に打ち上げられた弟を 警察は事故死として扱う---- 読みかけの本を外国のホテルに置き忘れたため、半月もの中断をしてしまった本 続きを読みたくてたまらなかった本書にまた会えました。 無理な設定をしている箇所がちょっと気になりますが、痛快な法廷もの(?)ミステリです。 ぜひお読みください。 2003年5月20日ヴィレッジブック...
歴史ミステリもの

緋色の記憶/トマス・H. クック/文春文庫(1998.3.10発行)

☆1997年度MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀長編賞受賞作品 ☆1998年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位 ミステリベストものの常連作家 過去の作品を読みたくなって、手にした作品 先を読まずにはいられなくなる構成のうまさに脱帽です。 舞台は1926年のボストン近郊の小さな町 姦通罪があったころのアメリカです 1998年3月10日文春文庫より発行 ...
2007海外ミステリ

真夜中に捨てられる靴/デイヴィッド・マレル/ランダムハウス講談社(2007.5.1)

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第8位 表題を含む全8篇の短編集 著者は「ランボー」の原作者 表題の「真夜中に捨てられる靴」は、先を読まずにはいられないし、読み始めたら止まらない短編ミステリです。 サンタフェ市警に勤めるロメロ巡査は、通勤路の道路に落ちている靴に目を留める---- それ以外の作品には、同じ作家が書いたとは思えない、内容が異なるミステリ短編が集まっています ...
2008年版(早川書房)

治療島/セバスチャン・フィツェック/柏書房(2007.7.5発行)

ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第16位 ミステリベストものに一つしかランクインしなかったのがとても不可解と思える面白さ これほど先を読みたくなってしまうミステリに久しぶりに会えました 2006年夏に出版されるや、ドイツ・アマゾンで何週間にわたってベストアエラーランキング第1位を守り続けたとのこと ドイツでは映画化も決定している ドイツのミステリ書評オンラインマガ...
FBI捜査官もの

熱帯夜の狩人/リサ・ガードナー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2006.3.20発行)

FBIアカデミーの研修生キンバリー・クインシーとジョージア捜査局特別捜査官マック・マコーマックが主人公 日本での5冊目の作品 何よりも被害者の救援を最優先にして取り組む二人を応援しながら、一気に読んででしまいました。 リサ・ガードナーこの人から目を離せません。 2006年3月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ) より発行 ...
ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの

沈黙の虫たち ミネアポリス警察署殺人課シリーズ/P.J.トレイシー/集英社文庫(2007.11.25発行)

『天使が震える夜明け』に続くミネアポリス警察署殺人課シリーズの2作目 第1作を読まずに読みましたが、のめり込んでいきました。こんなおもしろさはひさしぶりです。大好きなシリーズになりそうです。第3作が待ちどうしい!!!お薦めできる作品です。 作者はなんと母と娘のチームです。 第1作と出版社と翻訳者まで変えたため、続けて読んだ方はだいぶとまどわれたようです。 2007年11月25日集英社文庫より発行 ...
2007海外ミステリ

狂人の部屋 ツイスト博士シリーズ/ポール・アルテ/ハヤカワ・ミステリ(2007.6.15発行)

2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007年)第1位 犯罪学者アラン・ツイスト博士のシリーズ第4作(1990年の作品) 科学的な捜査によって犯人を追い詰める最近のミステリではなく、事件の謎を推理によって解いていく形の伝統的ミステリ 訳者あとがきで「現在のミステリが失ってしまった何か」がこのミステリにはあると書いています。 アラン・ツイスト博士の長編ものシリーズ『第4の扉』『死が招く』...
女性刑事(捜査官)もの

メフィストの牢獄/マイケル・スレイド/文春文庫(2007.10.10)

数々の殺人鬼と死闘を繰りひろげてきたカナダ騎馬警察の特別対外課(スペシャルX)のシリーズ第7作 既に第12作目でが発表されています。読み始めると止まらなくなるシリーズですが、好き嫌いははっきりと分かれてしまうかなと思います。 ある読者レビューで「帯にカナダのディーバー?的なセールス文字がありますが、全く似通ってないと思います」とのご意見が出ていますが、全く同感です。両者は全然違います。 このシリー...
女性刑事(捜査官)もの

芸術家の奇館/デイヴィッド・ハンドラー/講談社文庫(2007.11.15発行)

自然豊かなビッグシスター島に住み、やっと村の生活になじんできた映画評論家のミッチ・バーガーと州警察警部補から村の新米駐在になったデジリー・ミトリーのシリーズ第2作 前作から1年7ヶ月ぶりにやっと出して下さいました。遅すぎます。集英社文庫が元FBIアカデミーものの3部作をわずか3か月間に3冊出したことをまねしろとは言いませんが、1年7ヶ月ぶりは待たせすぎです。 既に第5作まで(第1作日本での発行時点...
2007年

大鴉の啼く冬/アン・クリーヴス/創元推理文庫(2007.7.27発行)

2007年原書房・早川書房・宝島社・文藝春秋4社すべての海外ミステリベストにランクインした唯一の作品 イギリス最北の地 シェトランドを舞台に春・夏・秋・冬それぞれの季節に合わせ<シェトランド四重奏>Shetland Island Quartet を奏でる予定の第1作目 (イギリスのベテラン女流推理作家アン・クリーヴスの日本での初紹介) 孤独な老人を訪れた黒髪の少女は、4日後の朝、真っ赤なマフラー...
FBI捜査官もの

ザ・キル/アリスン・ブレナン/集英社文庫(2007.11.25発行)

元FBIアカデミーの同期でルームメイトだった3人のその後を綴った3部作の3作目 5歳のとき目の前で姉を誘拐されたオリヴィア 34年後姉殺しの犯人として服役していた男が、DNA鑑定の結果無罪となり釈放された--- ミステリ部分は評価できますが、ロマンス部分は3部作とも同じパターンでちょっと飽きが来ました。水戸黄門ものを見ているみたい。 作家のアリスン・ブレナンは、このシリーズ後2007年から再び3部...
殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの

雨の掟/バリー・アイスラー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2007.9.20発行)

父親が日本人・母親がアメリカ人の暗殺者ジョン・レインが活躍する待望のシリーズ第4作 やっとでました。 イスラエルからの暗殺の仕事の依頼を引き受けたジョン・レイン その結果、またまた絶体絶命のピンチに--- 初めて持った相棒 元海兵隊のドックスとの迷(?)コンビぶりに心が躍る。 イスラエルの秘密工作員デリラとの関係はどうなるのかと心配になる。 あっというまに引き込まれていきます。 ヴィレッジブック...
2007年

ウォッチメイカー/ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋(2007.10.30発行)

2007週刊文春ミステリベスト10(海外)輝く第1位 リンカーンライムとアメリア・サックスの最新作 シリーズ第7弾  くー!!また、ジェフリー・ディーヴァーにやられちまった。とにかく面白い!! 読み終わるのがもったいなくなっちゃう。 このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外>これも輝く第1位!!! こんな仲間に囲まれていたらどんなに幸せだろう。 原題は「THE ...