ジャンル

女性刑事(捜査官)もの

欲望通りにすむ女/ドミニク・シルヴァン/小学館文庫(2007.3.1発行)

東京在住のフランミステリー作家による傑作ミステリー 元パリ警視のローラ・ショストとマッサージ師のインクリッド・ディーゼルの探偵コンビのシリーズもの第1作 二人の活躍に心が躍ります 早く続編が読みたい。とにかく面白い。映画化も期待したいほどの傑作です。 題名にはとらわれずに是非お読み下さい。本当にお勧めの作品です。 2007年3月1日小学館文庫より発行 ...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

眼を閉じて/ジャンリーコ・カロフィーリオ/文春文庫

イタリアの現職のマフィア担当検事補が描く弁護士グイード・グエッリエーリが活躍する法廷サスペンスの第2作目  第1作は『無意識の証人』 法廷サスペンスが大好きな人には絶対に見逃せない作品です。 イタリアの法制度が日本やアメリカとは大きく異なるので、戸惑うかもしれませんが、 弁護士の法廷でのやり取りの面白さに浸ってみてください ...
2006年

あなたに不利な証拠として/ローリー・リン・ ドラモンド /ハヤカワ書房(2006.2.9発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位に輝く作品 実際に市警の警官だった作家が描く婦人警官達の生き様・心の葛藤が素晴らしい表現力で読む人に伝わってきます。 訳者あとがきがのなかで「エルモア・レナードに『彼女の書くものはこれから全部読む』と言わしめたほど強烈で斬新な、心と五感を容赦なくえぐる作品」と記しています。 ところで、早川書房さん、本書裏表紙の作品紹介は、はっきりと間違っています。...
男性刑事(捜査官)もの

闇に濁る淵から/レニー・エアース/講談社文庫(2007.2.15発行)

読み終わってしまうのが残念で、なかなか先を読めなくなってしまった作品 本当に素晴らしいミステリーをありがとうございます。 この作家は非常に寡作の人とのことなので、さらなる続編を望むのは無理なのでしょうか。 でも、この作品に登場するみんなにまた会いたいと思う気持ちを止めることは出来ません。 舞台は1931年のイングランド 第1作から10年の年月が経っています。 ジョン・マッデン警部の第2作 2007...
男性刑事(捜査官)もの

夜の闇を待ちながら /レニー・エアース /講談社文庫(2001.10.15発行)

舞台は第一次世界大戦後のイングランド 美しい田園地帯で起きた殺人事件 スコットランド・ヤードのジョン・マッデン警部補をはじめとしてこのミステリーに登場してくる登場人物は皆愛すべき人たち。ただ、どこにでもいる出世だけを考える全く無能な警視正を除いて。 ロバート・ゴダード絶賛の話題作 本作の続編が出版されたためもう一度読み返してみましたが、本当にすばらしい!!! 2001年10月15日講談社文庫より発...
2006年

奇術師の密室/リチャード・マシスン/扶桑社ミステリー(2006.7.29発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第7位 往年の名奇術師が植物人間となり、2代目の息子を廻る事件の一部始終を目撃して、それを語る形のミステリー 何しろ奇術師だけに、至る所に仕掛けがあり、何回もだまされてしまう。またまた、やられてしまったかと爽快な気分にさせられるミステリーです。 評価どおりの秀作です。 このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社でも第7位 闘うベス...
2006年

荒ぶる血/ジェイムズ・カルロス・ブレイク/文春文庫(2006.4.10発行)

このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社第3位 2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第10位 本書はジェイムズ・カルロス・ブレイクの第7長編 掛け値なしにおもしろい!!! 1913年のメキシコから物語は始まり、1936年が舞台となっている時代物ミステリー。 評価が高いのも頷ける作品です。 2006年4月10日文春文庫より発行 ...
2006年

クリスマス・プレゼント/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫(2005.12発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 ジェフリー・ディーヴァーのミステリー短編16作品がつまったもの リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する表題の「クリスマス・プレゼント」もしっかりとプレゼントされています。 短編があまり好きでなかった私も、この作品集には脱帽です。どの短編がもっとも気にいるか。じっくりとジェフリー・ディーヴァーの世界をお楽しみください。 2006年文庫翻訳...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

聖林ハリウッド殺人事件/D.W. バッファ/文春文庫(2006.11.10発行)

弁護士ジョーゼフ・アントネッリを主人公としたデビュー作『弁護』が高い評価を受け、シリーズ化の5作目です。第2作は『訴追』第3作は『審判』第4作は『遺産』 「宮部みゆき氏も大ファン、バッファのリーガル・ミステリ」と紹介されています。 リーガルサスペンスとして、主人公の活躍が十分ではなく、ちょっと残念な思いががしました。 何が真実なのか、最後まで読者にわかりにくかったように思います。 2006年11...
女性刑事(捜査官)もの

蒼い闇に抱かれて/イローナ・ハウス/文春文庫

アメリカのメリーランド州ボルティモア市警殺人課の女性刑事ケイ・デラニーの活躍を描くシリーズ第1弾 最後まで一気に読み切ってしまいました。ロマンス小説を7作発表後ミステリー作家に転向しただけあって、ミステリーとロマンスとを同時に楽しめる作品です。 文藝春秋より2006年8月発行 ...
臨床心理医など医師もの

容疑者〈上〉〈下〉/マイケル ロボサム/集英社文庫

主人公は、ロンドンにオフィスを構える42歳の臨床心理士ジョーゼフ 警察の捜査に協力していくうちに次第に事件の渦中に巻き込まれていきます。 作家のマイケル ロボサムは、ゴーストライターとして自伝10作を手がけ、初の小説である本書を書いた。本書は既に十数カ国語に翻訳され、30カ国以上で刊行されているミステリーとして評価の高い作品です。 あっという間に最後まで読んでしまいました。登場人物達にもとても惹か...
男性刑事(捜査官)もの

剥がされた皮膚―マンチェスター警察殺人課ファイル/クリス・シムズ /小学館文庫

主人公はマンチェスター警察のジョン・スパイサー警部  休日にはラグビーチームで活躍する正義感の強い警部が、上司の主任警部から嫌がらせを受けながら、大学出の幹部候補生リック・サヴィルと組まされて連続する猟奇殺人犯の捜査に当たります。 本書はジョン・スパイサー警部のシリーズ第2作 第1作は本邦未訳です 2006年12月1日小学館文庫より発行 次作(シリーズ第3作)は小学館文庫より出版の予定とのことなの...
評価: ☆☆☆☆☆

震える熱帯/ボブ・モリス/講談社文庫(2006.11.16発行)

またまたフロリダから全く新しいタイプのヒーローの誕生 2005年アメリカMWA賞処女長編部門候補作となったサスペンス フロリダからは多くの作家が誕生していますが、自然に恵まれているからなのでしょうか。 是非一度お読みください。フロリダの空のように爽快な気分になれます。 アメリカでは2005年既に第2作を発表 来年には第3作の刊行予定だそうです。 何れも本書のヒーロー 元アメフト選手のザック・チェイ...
男性刑事(捜査官)もの

ダーティ・サリー /マイケル・サイモン/文春文庫

ジェムズ・エルロイ絶賛と本の裏書きにあったので、暗くてハードなものを考えていました。 その通りと言えばその通りですが、展開の早さ・捜査に対する一途な想い・現実の厳しさがひしひしと伝わってくる秀作です。 巨大な権力を持った悪に対し、一人の刑事がどう立ち向かっていくのか。まっすぐな彼の思いをまた応援したくて次作を読みたいと思います。 殺人課刑事ダン・レリスを主人公とした物語はシリ?ズ化 既にアメリカで...
FBI捜査官もの

わが心臓の痛み〈上〉〈下〉/マイクル・コナリー/扶桑社文庫

このミステリーがすごい!2001年版(2000年)宝島社第6位 『天使と罪の街』の訳者があとがきの中で最高の作品と絶賛していた作品 クリント・イーストウッド監督・主演映画化 引退したFBI捜査官テリー・マッケイレブが主人公。彼の元へ一人の女性が訪ねてきたところから物語が始まる。心臓移植手術の直後の彼は謎の美女から驚愕の事実を告げられる――彼に移植された心臓は、強盗に命を奪われた彼女の妹のものだった...