評価: ☆☆☆☆☆

男性刑事(捜査官)もの

闇に濁る淵から/レニー・エアース/講談社文庫(2007.2.15発行)

読み終わってしまうのが残念で、なかなか先を読めなくなってしまった作品 本当に素晴らしいミステリーをありがとうございます。 この作家は非常に寡作の人とのことなので、さらなる続編を望むのは無理なのでしょうか。 でも、この作品に登場するみんなにまた会いたいと思う気持ちを止めることは出来ません。 舞台は1931年のイングランド 第1作から10年の年月が経っています。 ジョン・マッデン警部の第2作 2007...
男性刑事(捜査官)もの

夜の闇を待ちながら /レニー・エアース /講談社文庫(2001.10.15発行)

舞台は第一次世界大戦後のイングランド 美しい田園地帯で起きた殺人事件 スコットランド・ヤードのジョン・マッデン警部補をはじめとしてこのミステリーに登場してくる登場人物は皆愛すべき人たち。ただ、どこにでもいる出世だけを考える全く無能な警視正を除いて。 ロバート・ゴダード絶賛の話題作 本作の続編が出版されたためもう一度読み返してみましたが、本当にすばらしい!!! 2001年10月15日講談社文庫より発...
評価: ☆☆☆☆☆

穴 HOLES/ルイス・ サッカー/講談社文庫

アメリカらしいドリーム・ストリー たった一人の友達を思う気持ちが奇跡をもたらします。 あなたもきっと元気づけられます。 最後まであっという間に読み切ってしまいました。 1998年に刊行された本書は、1999年ニューベリー賞他多数の賞を受け、全米で350万部を超えるベストセラーとなった。 本書の主人公スタンリーのその後がわかる『道 ROAD』も是非読んでみるつもりです。 2006年12月15日講談社...
2006年

緋色の迷宮/トマス・H・クック/文春文庫(2006.9.10発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位 先を知りたくて、事件の結末を早く知りたくて、これほど続けて読みたくなるミステリーはありません。もったいなくて、本を置いて休憩するにも苦労しました。 自分の息子が幼女誘拐犯かもしれない。一旦疑い始めると---- この人の作品にはただただ脱帽です!!! 2006年バリー賞最優秀長篇賞受賞作品 2005年は『蜘蛛の巣のなかへ』で第10位 いつもランクイ...
2006年

奇術師の密室/リチャード・マシスン/扶桑社ミステリー(2006.7.29発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第7位 往年の名奇術師が植物人間となり、2代目の息子を廻る事件の一部始終を目撃して、それを語る形のミステリー 何しろ奇術師だけに、至る所に仕掛けがあり、何回もだまされてしまう。またまた、やられてしまったかと爽快な気分にさせられるミステリーです。 評価どおりの秀作です。 このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社でも第7位 闘うベス...
2006年

荒ぶる血/ジェイムズ・カルロス・ブレイク/文春文庫(2006.4.10発行)

このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社第3位 2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第10位 本書はジェイムズ・カルロス・ブレイクの第7長編 掛け値なしにおもしろい!!! 1913年のメキシコから物語は始まり、1936年が舞台となっている時代物ミステリー。 評価が高いのも頷ける作品です。 2006年4月10日文春文庫より発行 ...
2006年

クリスマス・プレゼント/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫(2005.12発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 ジェフリー・ディーヴァーのミステリー短編16作品がつまったもの リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する表題の「クリスマス・プレゼント」もしっかりとプレゼントされています。 短編があまり好きでなかった私も、この作品集には脱帽です。どの短編がもっとも気にいるか。じっくりとジェフリー・ディーヴァーの世界をお楽しみください。 2006年文庫翻訳...
評価: ☆☆☆☆☆

ザ・ポエット/マイクル・コナリー/扶桑社ミステリー(1997.10.30発行)

1997年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 想像を絶する殺人事件を追う新聞記者ジャック・マカヴォイが主人公。 作者自身が10年以上記者として活躍した経歴があり、警察やFBIの捜査に新聞記者がオブザーバーとして参加できるという記者にとっては夢のような設定をした作品 1997年10月30日扶桑社より発行 ...
女性刑事(捜査官)もの

蒼い闇に抱かれて/イローナ・ハウス/文春文庫

アメリカのメリーランド州ボルティモア市警殺人課の女性刑事ケイ・デラニーの活躍を描くシリーズ第1弾 最後まで一気に読み切ってしまいました。ロマンス小説を7作発表後ミステリー作家に転向しただけあって、ミステリーとロマンスとを同時に楽しめる作品です。 文藝春秋より2006年8月発行 ...
男性刑事(捜査官)もの

剥がされた皮膚―マンチェスター警察殺人課ファイル/クリス・シムズ /小学館文庫

主人公はマンチェスター警察のジョン・スパイサー警部  休日にはラグビーチームで活躍する正義感の強い警部が、上司の主任警部から嫌がらせを受けながら、大学出の幹部候補生リック・サヴィルと組まされて連続する猟奇殺人犯の捜査に当たります。 本書はジョン・スパイサー警部のシリーズ第2作 第1作は本邦未訳です 2006年12月1日小学館文庫より発行 次作(シリーズ第3作)は小学館文庫より出版の予定とのことなの...
評価: ☆☆☆☆☆

震える熱帯/ボブ・モリス/講談社文庫(2006.11.16発行)

またまたフロリダから全く新しいタイプのヒーローの誕生 2005年アメリカMWA賞処女長編部門候補作となったサスペンス フロリダからは多くの作家が誕生していますが、自然に恵まれているからなのでしょうか。 是非一度お読みください。フロリダの空のように爽快な気分になれます。 アメリカでは2005年既に第2作を発表 来年には第3作の刊行予定だそうです。 何れも本書のヒーロー 元アメフト選手のザック・チェイ...
男性刑事(捜査官)もの

ダーティ・サリー /マイケル・サイモン/文春文庫

ジェムズ・エルロイ絶賛と本の裏書きにあったので、暗くてハードなものを考えていました。 その通りと言えばその通りですが、展開の早さ・捜査に対する一途な想い・現実の厳しさがひしひしと伝わってくる秀作です。 巨大な権力を持った悪に対し、一人の刑事がどう立ち向かっていくのか。まっすぐな彼の思いをまた応援したくて次作を読みたいと思います。 殺人課刑事ダン・レリスを主人公とした物語はシリ?ズ化 既にアメリカで...
FBI捜査官もの

わが心臓の痛み〈上〉〈下〉/マイクル・コナリー/扶桑社文庫

このミステリーがすごい!2001年版(2000年)宝島社第6位 『天使と罪の街』の訳者があとがきの中で最高の作品と絶賛していた作品 クリント・イーストウッド監督・主演映画化 引退したFBI捜査官テリー・マッケイレブが主人公。彼の元へ一人の女性が訪ねてきたところから物語が始まる。心臓移植手術の直後の彼は謎の美女から驚愕の事実を告げられる――彼に移植された心臓は、強盗に命を奪われた彼女の妹のものだった...
2006年文庫

天使と罪の街(上)(下)/マイクル コナリー /講談社文庫(2006.8.11発行)

2006年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第2位 本書はハリー ボッシュのシリーズ第10作 読み終わってしまったのがとても残念です。ずっと読み続けていたかった。 噂通り12作で終わってしまうのでしょうか。マイクル コナリー様それだけはかんべんしてくださいな。 それにしても、このシリーズには捜査の邪魔をする無能な上司がいろいろ登場してイライラさせるのは 何故なのでしょうか。 2006年8...
評価: ☆☆☆☆☆

ひと夏の旅/ドロシー・ギルマン/集英社文庫

読んでいて心が温かくなるミステリー(?)これから人生を切り開いていこうとする人におすすめの本です。 訳者あとがきの中で「ドロシー・ギルマンのどの作品にも通じる特徴はひとのやさしということ。----お金や地位よりも、温かい人間関係のほうがずっと大切」と紹介しています。 2006年8月25日集英社文庫より発行 ...