評価: ☆☆☆☆☆

評価: ☆☆☆☆☆

ニューヨーク大聖堂 (上) (下) /ネルソン・デミル/講談社文庫(2005.5.15発行)

読んだ後に20数年前の作品と知って、本当に驚きました。そう言えば、携帯電話は出てこない!!! 北アイルランドの問題を背景にテロリストと警察・軍隊との対決の中に、ラブストリーを絡めたサスペンスです。最後まで一気に読みきってしまいました。 ネルソン・デミルは、1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴び、話題作を次々に発表。 アメリカを代表するミ...
男性刑事(捜査官)もの

ホステージ (上)(下)/ロバート・クレイス/講談社文庫

ロバート・クレイスは、1953年米国生まれ。処女作『モンキーズ・レインコート』でアンソニー賞を受賞 本書は2001年Amazon.comでベスト1ミステリー ダイ・ハードのブルース・ウィルスが映画化権を獲得 日本でも2005年6月現在公開中です。 なお、ホステージとは囚われの身という意味です。 本書は日本では2005年5月15日講談社文庫より発行 ワシントトン・タイムズの書評が「この本は休みの日ま...
2004年

魔術師 (イリュージョニスト)/ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋(2004.10.13発行)

読み終わった後でもまだなにかが起きるのではないかと思って、もう一度本を手にしたとたん手にした本が消えたりして。まさかね?でもそんなことさえ考えてしまうミステリーです。 四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第5作 このミステリーがすごい!2005年度版(2004年)宝島社第2位 事前の情報は全く入れないで読んでください。 昨年中に日本で出版された海外ミステリーのなかで総合評価トップとい...
2004年

ダ・ヴィンチ・コード (上)(下)/ダン・ブラウン/角川書店(2004.5.31発行)

2004年週刊文春ミステリベスト第1位 ある区の図書館の予約待ち件数がいまだ580件以上もある空前の人気作。 ベストセラーになるには、やはりきちんとした理由がありました。 ?読みやすくて(訳者の方の力も大きいと思います)、展開が早く、先を読まずにはいられない構成になっている。 ?動機や事件について納得のいく説明がわかりやすくされている。 これを読むと、パリのルーブル美術館はもとより、イギリス・イタ...
FBI捜査官もの

悪魔の涙/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫(2000.9.1)

このミステリーがすごい!2001年版(2000年)ベスト20 宝島社第19位 とにかく面白い。ぜひお読みください。 主人公は筆跡鑑定士 元FBI科学犯罪文書研究室捜査官パーカー・キンケイド 大晦日のワシントン 地下鉄の入り口で百発もの銃弾が無差別に打ちつくされた。身代金の要求が市長に届き、払われなければ無差別殺戮を繰返すと----- ジェフリー・ディーヴァーは『コフィン・ダンサー』でも、このミステ...
評価: ☆☆☆☆☆

ボトムズ/ジョー・R・ランズデール/ハヤカワ・ミステリ文庫(2005.3.15発行)

ジョー・R・ランズデールは、テキサス州グレードウォーター生まれ。テキサス大学卒業後1980年作家デビュー。 2000年に発表された本書『ボトムズ』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞 2005年3月15日早川文庫より発行 舞台は1933年のテキサス州東部。80歳を過ぎた主人公が70年前の夏の出来事を回想していきます。11歳の少年の心に戻って、妹との冒険をお楽しみください。 人種差別問題と家...
2005年

百番目の男/ジャック・カーリイ/文春文庫(2005.4.10発行)

本書の映画化権は既に売れているとのこと。 面白い!!!!どこかのミステリー評価でランクインするかも。 警察内部でことごとくカーソンと対立するのは、「現場の警官のようにふるまう運営畑17年の人間」の出世だけを考えている警部。 ここまでいくと、笑って読める。こんなやつが現実社会によくいるから書くのだろうけど、出来れば登場させなくてよいのに。 主人公・刑事カーソン・ライダーのシリーズ第2弾は近々アメリカ...
2004年

ダンテ・クラブ/マシュー・パール/新潮社(2004.8.25発行)

2004年週刊文春ミステリベストテン第8位 読み始めたら止められない優れた本格派のミステリーだと思います。 舞台は1865年の南北戦争終了直後のボストン。殺人事件が起こります。事件の謎に気がついたのは----- 限りない友情と愛が根底に流れる歴史ミステリーです。自信を持ってお薦めします。本が厚くて重いのだけが欠点です。 出版社からのコメントとして「“緻密なプロット、古典というテーマ、博学なキャラク...
評価: ☆☆☆☆☆

二度失われた娘/ジョイ・フィールディング/文春文庫

ジョイ・フィールディングは、アメリカの女流小説家。8作目の「優しすぎて、怖い」でベストセラー作家の仲間入り 2女の母 現在はトロントとパーム・ビーチに住む。 訳者後書きに「女性の人生にからむミステリー 母と娘の物語」とあります。 本書は2005年4月10日 文春文庫より発行 原題は「LOST」 最後までどうなるのだろうと気をもみます。母親の心情が細やかに、また、本音で語られていて読む人の心をつかみ...
男性刑事(捜査官)もの

闇に薔薇/ジェームズ・パターソン/講談社文庫

ジェームズ・パターソンは1948年生まれ。アメリカの巨大広告代理店J・ウォルター・トンプソンの現役重役にしてベストセラー作家。 24歳で入社後、6年でもっとも若い重役に抜擢される。ノンフィクション作家としての地位を築いていたが、’77年に処女作『ナッシュヴィルの殺し屋』でアメリカ探偵作家クラブの最優秀処女長編賞を受賞し、ミステリー作家としても成功 講談社の内容紹介では、「全米No.1ベストセラー作...
男性刑事(捜査官)もの

ヴェネツィア刑事はランチに帰宅する/ダナ・レオン/講談社文庫(2005.4.15発行

警視ブルネッティのシリーズ第二弾 イタリアの食文化や生活の豊かさを感じることができる作品です。 警部ものとしてもとても楽しめます。無能な出世だけを考える上司がいても、影が見えるだけですし、かしこい妻と有能な部下を持ち、着実に事件の解決に取り組んでいきます。 読んだ後に爽快感が残る作品です。 『ヴェネツィア殺人事件』(講談社文庫)でCWA賞受賞。『死のフェニーチェ劇場』は日本で第9回サントリーミステ...
2004年

蛇の形/ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫

2004年週刊文春ミステリベストテン第7位 本書は2000年の作品。日本では6作目の紹介作品となるが、作者にとっては第7作目の作品 この人の作品は、本当におもしろい。読み始めたら止まりません。自信を持ってお薦めできる作品です。内容は読んでからのお楽しみです。 ミネット・ウォルターズ Minette Waltersは1949年イギリス生まれ 1992年『氷の家』でCWA(英国推理作家協会)最優秀新人...
評価: ☆☆☆☆☆

スパイズ・ライフ (上巻) (下巻)/ヘンリー・ポーター/新潮文庫

ヘンリー・ポーターは、1953年生れでロンドンに在住。ジャーナリストとして活躍しながら’99年に“Remembrance Day”で作家デビュー。 原題は A Spy's Life  直訳すると あるスパイの半生 新潮文庫より2005年2月1日発行 派手なスーパーマンのようなスパイ小説ではありません。情報活動の中で生まれた愛と友情と憎しみの物語です。ボスニア紛争中に起こった集団虐殺事件もからめて、...
評価: ☆☆☆☆☆

ダ・ヴィンチ・レガシー/ルイス・パーデュー/集英社文庫

ルイス・パーデューは、カルフォルニア州在住 大学で教鞭を執ったり、多彩な才能を持つ。 本書は、アメリカで1983年に発表されたが、手直しを加えて2004年に再出版された。日本では、2005年2月25日集英社文庫より発行。 めちゃめちゃに展開の早い物語です。1ページごとに1人、人が死ぬのではないかと思えるほどです。 スケールの大きさに加えてロマンスもある物語はイタリアを舞台に展開します。 たっぷり楽...
アティ カス・コディアック シリーズ

暗殺者(キラー)/ グレッグ ルッカ/講談社文庫(2002.2.15発行)

アティカス・コディアックを主人公としたハードボイルドシリーズ第3作 煙草訴訟でメーカーに打撃を与える重要証人を抹殺すべく、”テン”と呼ばれる超一流の暗殺者が雇われた。 ボディーガードのアティカスは証人警護の依頼を受ける。ボディーガードの世界を描いた秀作。しびれました!!! グレッグ・ルッカは、1970年サンフランシスコ生まれ 1996年ボディガードを主人公とした『守護者(キーパー)』でデビュー 2...