評価: ☆☆☆☆☆

男性刑事(捜査官)もの

漂う殺人鬼/ピーター・ラヴゼイ/Hayakawa novels(2005.1.31発行)

シリーズ最新作(第8作?)となる本書『漂う殺人鬼』(原題は "THE HOUSE SITTER")でマカヴィティ賞を受賞 本書はいつものいじめもなく、そのためいらいらさせらず、ダイヤモンド警視シリーズのなかでも群を抜くおもしろさだと思います。捜査官ものが好きな人は、是非とも手にお取りください。 殺人を行うなら浜辺がいちばんいい……。ダイヤモンド警視と異常殺人鬼対決を描いたシリーズ最新作を是非お楽し...
評価: ☆☆☆☆☆

喪失/カーリン・アルヴテーゲン/小学館文庫(2005.1.1発行)

2001年スカンジナビア推理小説協会「ガラスの鍵」賞(Glasnyckeln)(ベスト北欧推理小説賞)受賞作品 主人公はホームレスの女性シビラ。 物語は、彼女がなぜホームレスになったかを明らかにしながら進んでいきます。 偶然なことから事件に巻き込まれたシビラは、事件に立ち向かって行かざるを得なくなります。彼女はどうするのか。それは読んでからのお楽しみです。 読み始めたら、どうして・なぜという疑問が...
2004年

荊[いばら]の城 (上)(下)/サラ・ウォーターズ/創元推理文庫(2004.4.22発行)

このミステリーがすごい!2005年度(宝島社)第1位 ミステリーが好きだったら、一度は読んでみる価値のある作品です。  本作品は英国推理作家協会賞の歴史ミステリ部門にあたるエリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞を受賞 ブッカー賞最終候補作品 舞台は19世紀半ば、ロンドンのラント街。表向きは錠前屋だが、盗品を転売するイッブズ親方・事情がある女から赤ん坊を預かり、引き取り手を見つけるサクスビー夫人...
2005海外ミステリ

耽溺者(ジャンキー)/グレッグ・ルッカ/講談社文庫(2005.2.15発行)

本編は、主人公がアティカス・コディアックではなく、彼の恋人の女性私立探偵ブリジット・ローガンなので、番外編とされています。 とにかく面白いです。すばらしい作品だと思います。最後の最後まで息が抜けません。こんな形の友情と愛とがあるんだなと思いました。是非本を手にお取りください。 薬物の怖さがとことんわかります。薬物との戦いは、死ぬまで続く永遠の死闘なのですね。決して手を出してはいけません。 闘うベス...
アティ カス・コディアック シリーズ

奪回者/グレッグ ルッカ/講談社文庫(2000.11.15発行)

かつて愛した女性の15歳の娘さんの警護を強引に頼まれ、アティ カス・コディアックは再びチームを組んで立ちあがります 敵は英国特殊部隊出身の誘拐チーム アティ カス・コディアックを主人公にした第2作 ボディーガードの仕事の困難さと仕事仲間の友情と信頼をじっくりとお楽しみください。 2000年11月15日講談社文庫より発行 ...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

悪徳警官はくたばらない/デイヴィッド・ローゼンフェルト/文春文庫

デーヴィッド・ローゼンフェルトは、大の犬好き 作品の中にも犬に対する愛情があふれています。 映画会社重役を経て2002年作家デビュー デビュー作の第1作は『弁護士は奇策で勝負する』(2004年4月発行) 10ヶ月で待望の弁護士アンディ・カーペンター シリーズ第2作が出ました。文春文庫より2005年2月10日発行 法廷ミステリーのファンの方、是非お読みください。できれば第1作から読むことお薦めします...
アティ カス・コディアック シリーズ

守護者/グレッグ ルッカ/講談社文庫(1999.3.15発行)

ボディーガードものを読みたい方には絶対にお薦めの作品 プロのボディーガード アティ カス・コディアックを主人公にした第1作 「あなたを雇いたい。私と娘を保護してもらいたい」妊娠中絶反対派の度重なる嫌がらせに、女性医師ロメロから依頼を受けたボディガード アティ カス・コディアックと脅迫者との必死の攻防が--- 1999年3月15日講談社文庫より発行 ...
評価: ☆☆☆☆☆

聖なる怪物/ドナルド・E.ウェストレイク/ 文春文庫

ドナルド・E・ウェストレイクDonald E. Westlakeは、1933年ニューヨークのブルックリン生まれのミステリー作家。三大学を中退。2年半の空軍勤務。1960年作家デビュー。傑作多数の名匠。 本書は1989年発表 日本では文春文庫から2005年1月10日発行された。『斧』がこのミステリーがすごい2002年版海外編第4位『鉤』このミステリーがすごい2004年版海外編第5位と好評だったので、...
評価: ☆☆☆☆☆

マンハッタンの薔薇/シンシア ビクター/講談社文庫

シンシア・ビクターは、女性の抱える問題をテーマにしたロマンチックなサスペンスを発表アメリカで人気を集めてiいます。日本で紹介されている他の作品として、『遺言執行人』 What Matters Most (1996) 講談社文庫と『ダブル・シークレット』 The Secret (1997) 講談社文庫がある。 本書The Sistersは日本では2004年5月15日講談社文庫より発行されています。訳...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

霧のとばり/ローズ・コナーズ/二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション(2005.1.20発行)

本書は2003年MWAメアリ・ヒギンス・クラーク賞を受賞 リーガルサスペンスの新星として一躍注目を集めました。 舞台はケープコッドの町。この場所について詳細を知りたい方はアメリカの国立公園ケープコッド海浜公園を参照してください。女性検事補マーティ・ニッカーソンが主人公です。 最近読んだなかでは最高の作品だと思います。 法廷ミステリーとしてすばらしいだけでなく、犯罪被害者の立場もきちんと捉えている希...
2005年版 (2004年)

白い雌ライオン/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2004.9.30発行)

クスウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第3作 【CWAゴールドダガー受賞シリーズ】 ☆このミステリーがすごい!2005年版(2004年)宝島社第15位 スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?----- 人種隔離政策撤廃前の南アフリカの問題を背景に起きた事件をクルト・ヴァランダー刑事が追いかけます。 スーパースターでもない彼の心の葛藤や人...
スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ

リガの犬たち/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2003.4.11発行)

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第2作 舞台は独立運動のさなかのラトヴィア スウェーデンの海岸に流れ着いたゴムボートに2人の男の射殺体。この事件の捜索のため、ラトヴィアのリガから捜査官がやって来た。 今回は、クルト・ヴァランダー刑事が単身で事件に巻き込まれていきます。 このシリーズを是非お楽しみ下さい。 ヘニング・マンケルは現代スウェーデンを代表する人気作家です。 本...
スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ

殺人者の顔/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2001.1.26発行)

☆CWAゴールドダガー受賞シリーズ ☆スウェーデン推理小説アカデミー最優秀賞受賞作品 スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ第1作 スウェーデンの田舎町イースタが舞台  離婚して体重も増えてしまったヴァランダー刑事がイースタ署のメンバーと力をあわせて、老夫婦の惨殺事件と外国移民逗留所での事件解決に取り組む。読み始めたら面白くてとまりません。 人間味あふれる警察署の皆...
評価: ☆☆☆☆☆

メービウスの環 (上巻) (下巻)/ロバート・ラドラム/新潮文庫(2005.1.1発行)

作家は巨匠ロバート・ラドラム ニューヨーク生まれ 作品は立て続けにベストセラー入りし、ラドラムの奇跡と謳われた。2001年73歳で亡くなる。 1980年新潮文庫から出された『暗殺者』は原題『ボーン・アイデンディディー』のまま映画化され、2005年2月11日から続編『ボーン・スプレマシー』が日劇1ほかで全国一斉ロードショウ公開となっている。 本書は2002年に発表された作品の全訳 発想の豊かさ・スケ...
男性刑事(捜査官)もの

ゴーリキー・パーク(上)(下)/マーティン・クルーズ スミス/ハヤカワ文庫

英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞 捜査官アルカージ・レンコのシリーズ第1作  全世界的にヒット 映画化された 男性刑事ものに夢中になったきっかけとなった作品 1977年4月、モスクワのゴーリキー公園で雪の下から男女3人の射殺体が発見された。いずれも顔面を鋭利な刃物で削ぎ落とされ、指先も切断されていた。捜査を命じられた民警の主任捜査官レンコは残虐な事件の背後に見えかくれするKGBの影に当惑-...