評価: ☆☆☆☆キリング・サークル/アンドリュー・パイパー/新潮文庫(2009.10.1発行) サンドマン(砂男・西洋民話に出てくる姿の見えない妖精)の説明が本編の前に書かれている。 作家志望の新聞記者パトリック・ラッシュは息子のサムを連れてドライブーインーシアターにでかけ、ホットドックを買って支払いをする間に息子は---- アンドリュー・パイパーの長編第4作 「本格派サイコ・ミステリ」と紹介されています。 2009年10月1日新潮文庫より発行 長篇第1作『ロスト・ガールズ』 ... 2010.07.15評価: ☆☆☆☆
コージー・ミステリもの黒猫ルーイ、名探偵になる/キャロル・ネルソン・ダグラス/武田ランダムハウスジャパン(旧:ランダムハウス講談社)(2009.10.10発行) 緑目の黒猫探偵ミッドナイト・ルーイと広報担当の素人探偵テンプル・バーの迷コンビのシリーズ第1作 なんと現在20作以上刊行されているそうです。 シリーズが進んでいくと、ミステリとしてもう少し面白くなるのでしょうか。 題名のとおり猫に重点がおかれていれば楽しくてよかったのに。 猫と人との意思の伝達はほとんどなされず、まったくの猫よがりに(?)読むほうは首を傾げるばかり。 勝手につかまって動物保護センタ... 2010.07.09コージー・ミステリもの猫や犬が活躍するミステリ評価: ☆☆
2010(2009年)検死審問ふたたび/パーシヴァル・ワイルド/創元推理文庫(2009.3.27発行) ☆本格ミステリ・ベスト10 海外 2010探偵小説研究会 (原書房)(2009年)第2位 ☆このミステリーがすごい!2010年版(2009年)ベスト20宝島社第18位 検死審問―インクエストの続編 復刊もの(作家は1953年に亡くなっている) 時代を感じさせないミステリのマニアが喜ぶ作品 現代のミステリに慣れている人には、展開が遅く、少しいらいらして途中でやめてしまう人もいるかもしれません。 最... 2010.07.022010(2009年)2010年版 (2009年)評価: ☆☆☆
評価: ☆☆☆☆☆海のカテドラル(上)(下)/イルデ・ファンソ・ファルコネス/ランダムハウス講談社(2010.5.10発行) 物語は1320年14世紀のスペイン・カタルーニャの農村で婚礼が行われているところから始まる。 時代に翻弄される親と子の愛の物語 刊行直後からスペインでベストセラーになり、1年近く売り上げランキング首位を独占した作品 20世紀の日本に生まれたことがどんなに幸運だったか痛感します。 こんな理不尽なことが、こんな困難がただ普通に生きるために必要な時代があったのですね。 2010年5月10日ランダムハウス... 2010.06.25評価: ☆☆☆☆☆
女性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの女検死官ジェシカ・コラン ロンドンの十字架(上)(下)/ロバート・ウォーカー/扶桑社ミステリー(2006.9.30発行) 久しぶりに読んだジェシカ・コランのシリーズもの 女性検死官ジェシカ・コランシリーズ第7作 痛快でした!! あっという間に読んでしまいましたが、なんでポール・ボルトのような無能な出世主義者を登場させるのでしょうか。 まるで、ロサンゼルス市警刑事ハリー・ボッシュ シリーズの天敵アーヴィン・アーヴィングのように。 本筋と関係ないこんな人間を登場させて、読む人までいらいらさせて何の意味があるのでしょうか。... 2010.06.12女性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの評価: ☆☆☆☆
短編集ものサム・ホーソーンの事件簿Ⅱ/エドワード D.ホック/創元推理文庫(2002.5.17発行) 本格ミステリーベスト10海外2003探偵小説研究会(原書房)(2002年)第5位 1992年ノースモストの田舎医師サム・ホーソーンが若き日を回想して語る不思議な事件の数々 医師サム・ホーソーンもの12作と他に1作を収録 今回は心に残る作品はありませんでした。しいて言えば、特別付録かな。 <収録作品> 「伝道集会テントの謎」 「ささやく家の謎」 「ボストン・コモン公園の謎」 「食料雑貨店の謎」「醜... 2010.06.07短編集もの評価: ☆☆☆
ユーモア・ミステリピーナッツバター殺人事件/コリン・ホルト・ソーヤー/創元推理文庫(2005.6.17発行) <海の上のカムデン騒動記>シリーズ第4作 材木問屋の秘書をしているカルメラは、通勤で使っている車の故障でその日線路の上を歩いていた。そして発見したものは列車に轢かれた轢死体だった----- 轢かれた男は<海の上のカムデン>の入居者エドナと親しく付き合ってたが、エドナはマーティネス警部補らの質問にただ泣くだけで全く答えようともしない。 そこで我らが老探偵団アンジェラ・ベンボウとキャレドニア・ウィンゲ... 2010.06.03ユーモア・ミステリ女性私立探偵もの評価: ☆☆☆☆
2010年文庫震える山/ C・J・ボックス/講談社文庫(2010.4.15発行) ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット シリーズ第5作(邦訳では第4弾) ジョーの尊敬する猟区管理官ウイル・ジェンセンが自ら命を断ったという信じられない情報が保安官からもたらされた。 臨時にウイルの勤務地域の勤務を命じられ、家族から離れて任地に赴く彼を待っていたのは---- 2010年4月15日講談社文庫より発行 ☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第9位 第1作「沈黙の森](... 2010.05.292010年文庫猟区管理官ジョー・ピケット シリーズ男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆
マンハッタンの女性検事アレックス・クーパー シリーズ妄執/リンダ・フェアスタイン/ハヤカワ文庫(2004.8.15発行) マンハッタンの性犯罪を扱うニューヨーク地方検事アレックス・クーパーを主人公としたシリーズ第4作 夫から度重なる家庭内暴力を受けたローラは、警察のおとり捜査に協力し、夫の雇った三人の殺し屋に玄関で五発銃弾を浴びてその場に崩れる場面がテレビで流された。 おとり捜査用の演技だったわけだが、その日の夜ローラは、エレベーター・シャフトの底で死体となって発見された----- ロサンゼルス市警刑事ハリー・ボッシ... 2010.05.26マンハッタンの女性検事アレックス・クーパー シリーズ女性検事もの評価: ☆☆☆
2010年文庫エコー・パーク(上)(下)/マイクル・コナリー/講談社文庫(2010.4.15発行) 2年半ぶりのハリー・ボッシュ シリーズ第12作 未解決事件班刑事ハリー・ボッシュの心を離れない一つの事件。 それは、1993年22歳のマリー・ゲストが失踪した事件だった。彼女の車は10日後に発見され、彼女の失踪時に着ていた服が助手席にきちんと畳まれて置かれていた。 13年後、事件は急展開を見せる---- どう展開していくか予想のつかない面白さと刑事ハリー・ボッシュの被害者の家族を想い正義を追い求め... 2010.05.182010年文庫2011年版 (2010年)2011年版(早川書房)ロサンゼルス市警刑事ハリー・ボッシュ シリーズ 男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆
ユーモア・ミステリフクロウは夜ふかしをする/コリン・ホルト・ソーヤー/創元推理文庫(2003.3.28発行) <海の上のカムデン騒動記>シリーズ第3作 人よりも植物が好きなカムデンの庭師が殺害されるところから物語は始まります。 老婦人探偵団(?)のアンジェラ・ベンボウとキャレドニア・ウィンゲイトとマーティス警部補・スワンソン刑事とのやりとりが主人公のこのシリーズ。 今回はいつになく真剣な内容です。 2003年3月28日創元推理文庫より発行 本文から抜粋 聖歌隊に老人を入れると 「高音に届かない嗄れ声。ほと... 2010.05.15ユーモア・ミステリ女性私立探偵もの男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆
2010年ラスト・チャイルド(上)(下)/ジョン・ハート/ハヤカワ文庫(2010.4.15発行) 読み終わった後に、しばらくは他のミステリを読む気にはなれないと思いました。 そう思うほど心に響くミステリ。 今年絶対にお勧めのミステリです!!!! ☆2009年CWA(英国推理作家協会) 最優秀スパイ・冒険・スリラー賞受賞作品 (The CWA Ian Fleming Steel Dagger) ☆2010年アメリカ探偵作家クラブ(MWA)最優秀長篇賞受賞作品 13歳の少年ジョニー・メリモンとクラ... 2010.05.102010年2010年文庫2011年版 (2010年)2011年版(早川書房)男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆霊的なものや原住民の知恵を授かるミステリ
女性刑事(捜査官)もの訣別の海/ロバート・B・パーカー/ハヤカワ文庫(2010.2.15発行) ついこの間、海を渡って著者の訃報が届いたばかり<「スペンサー」シリーズのロバート・B・パーカー氏、ハードボイルドに死す 2010.1.17> 警察署長ジェッシィ・ストーン シリーズ第5作 マサチューセッツ州の田舎町パラダイス町(架空の町)・精神科医のカウンセリングを受け離婚した妻ともう一度やり直そうとしている警察署長が主人公 なお、本書はTVムービーになっており、ムービーは本書とははなはだ違う内容... 2010.04.28女性刑事(捜査官)もの男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆
ユーモア・ミステリ氷の女王が死んだ/コリン・ホルト・ソーヤー/創元推理文庫(2002.4.26発行) <海の上のカムデン騒動記>シリーズ第2作 本書を老人ホームミステリに分類したりしたら、老婦人探偵団のアンジェラ・ベンボウとキャレドニア・ウィンゲイトにしかられて口を利いてもらえなくなるかも。 マーティネス警部補とスワンソン刑事にも会いたくなって本書を開きました。 「<海の上のカムデン>全入居者の中から、いちばんの嫌われ者を選ぶコンテストがあれば、エイミー・キンゼスがぶっちぎりで優勝していたはずだっ... 2010.04.26ユーモア・ミステリ女性私立探偵もの男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆
評価: ☆☆☆台北の夜/フランシー・リン/ハヤカワ文庫(2010/1/25発行) ☆2009年MWA最優秀処女長篇賞(BEST FIRST NOVEL)受賞作品 45年前台湾からアメリカにやってきた夫婦の長男としてアメリカで育ったマザコンの、よくいえば母親思いの金融アナリスト:エマーソン・チャンが主人公 主人公がうじうじしていて、いらいらする。 訳がよくないのか、意味をとりにくい場面も多く、何箇所か読み返した。 舞台となるのは台湾 アマゾンのレビューに「これがどうしてアメリカで... 2010.04.22評価: ☆☆☆