評価

ラブストーリー

P.S.アイラヴユー/セシリア・アハーン/小学館(2004.7.29発行)

全世界500万人が涙したベストセラー純愛小説 2008年10月18日(土) 全国ロードショー ホリー・ケネディに突然おそいかかった夫ジェリーの死。泣き暮らす彼女の元に、亡き夫からの開封すべき月が指定された10通の手紙が----- 彼女を支える友人と家族 それでも支えきれない悲しみ 涙なしには読むことができないラブストーリーです セシリア・アハーンは、アイルランドのダブリン生まれ 第10代のアイ...
ユーモア・ミステリ

腕利き泥棒のためのアムステルダム・ガイド/クリス・イーワン/講談社文庫(2008.8.12発行)

イギリス・ミステリ界の期待の新人 デビュー作 2008年ロング・バーン・ブックス賞(どんな賞か調査しましたが、分かりません)の最優秀新人賞受賞 主人公は泥棒を主人公としたミステリを書く小説家・実はプロの泥棒のイギリス人チャーリー・ハワード アメリカ人からの依頼は、"見ざる言わざる聞かざる"の猿の人形を一晩のうちに二人から盗んで欲しいというものだった---- 痛快なミステリです。爽快な気分に浸りたい...
2008年文庫

タンゴ・ステップ(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2008.5.23発行)

このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第6位 2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第8位 放射線治療をまじかにひかえた刑事ステファン・リンドマンが主人公 54年間眠れぬ夜を過ごしてきたへレベルト・モリーン パズルと人形と踊るタンゴがいまの彼の全てだった。その彼をとうとう敵が。 かつての同僚で彼に先輩としていろいろ教えてくれたへレベルト・モリーンが隠遁生...
評価: ☆☆☆☆☆

蒼穹のかなたへ(上)(下)/ロバート・ゴダード/文春文庫(1997.8.10発行)

1997年週刊文春ミステリベスト10(海外)第4位 このミステリーがすごい!1998年度版(1997年)ベスト20宝島社 第6位 ロバート・ゴダードの長編第4作 唯一のシリーズもの  ハリー・バーネット シリーズ第1作(年齢設定は53歳) 原題は「Into the Blue」 ロードス島の別荘の番人として日々を送る中年男ハリー・バーネット 清楚な娘ヘザー・マリンダーが彼を訪ねてきて、二人は友人と...
ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの

闇に浮かぶ牛 ミネアポリス警察署殺人課シリーズ/P.J.トレイシー/集英社文庫(2008.5.25発行)

『天使が震える夜明け』『沈黙の虫たち 』に続くミネアポリス警察署殺人課シリーズ待望の第3作 原題は「DEAD RUN」 このシリーズは、副題とは異なりコンピューター・ソフト開発グループ<モンキーレンチ>のメンバーたちが主役ですね。 今回の舞台は、ウィスコンシン州北部の無線も携帯電話もつながらない森林地帯の僻地です。 母と娘のチームの作家が送る、女性たちが大活躍する超娯楽小説を、あなたもお楽しみ下さ...
ローマ市警の刑事ニック・コスタ シリーズ

死者の季節(上)(下)/デヴィッド・ヒューソン/ランダムハウス講談社(2006.10.1発行)

主人公は男性・若くて、楽天的で、世間知らずで、しかもベジタリアンの刑事 ローマ市警の刑事ニック・コスタのシリーズ第1作  イタリア・ローマとヴァチカンを舞台に描く警察ミステリです。 ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』と設定がやや似ているため、いらぬ詮索もあったようですが、両者の出版時期はわずか3日しかずれていません。 ヴァチカン図書館の閲覧室で写本を研究している女性の元に男がやってきた。銃を片...
評価: ☆☆☆☆☆

千の嘘/ローラ・ウィルソン/創元推理文庫(2008.7.31発行)

2006年英国推理作家協会(CWA)最優秀長編賞(ダンカン・ローリー・ダガー(ゴールド・ダガーから改名))ノミネート作品 ※ちなみにこのときの受賞作はアン・クリーヴス『大鴉の啼く冬』 イギリスの作家で本書は著者の第6長編 原題「A THOUSAND LIES」 このような家庭が、身の毛のよだつような父親が存在するとは考えたくない----- 解説のなかでは「正真正銘の地獄」と ドメスティック・ヴァ...
女性私立探偵もの

新生の街/S・J・ローザン/創元推理文庫(2000.4.21発行)

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第3作 今回はリディア・チンが語り手  . 新進デザイナーの発表前の春物デザインが盗まれ現金の要求があり、代金引渡の仕事の依頼が兄のアンドリューを通してリディアに。安全な仕事だったはずが---- 原題「MANDARIN PLAID」 ※PLAID(格子縞)  ここでは「マンダリン・プレイド」は依頼主の新進デザイナーのブランド名 ところで二人の間に進展は...
評価: ☆☆☆☆

鎮魂歌は歌わない/ロノ・ウェイウェイオール/文春文庫(2008.7.10発行)

2004年アンソニー賞(ANTHONY AWARDS)最優秀処女長篇賞(BEST FIRST NOVEL)ノミネート(候補)作品 解説のなかで「直球勝負のハードボイルドを貫いた快作」と本書を紹介しています。 途中までは余りにもありえない設定に作品に入っていけませんでしたが、どんどん引き込まれていき、最後には暑い夏にはぴったりの爽快な作品と思いました。 疎遠になっていた娘がモーテルで殺された。ワイナ...
2008年文庫

還らざる日々(上)(下)/ロバート・ゴダード/講談社文庫(2008.7.15発行)

2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第4位 現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を世に問うベストセラー作家がおくる唯一のシリーズもの ハリー・バーネット シリーズ第3作(年齢設定は69歳) 原題は「NEVER GO BACK」 50年前得体の知れない特殊任務「クリーン・シート作戦」に就いた空軍のならず者たち15名 50年期に再び任務地で会うことになったのだが...
お料理・お茶の名人もの

かぼちゃケーキを切る前に お料理名人の事件簿2/リヴィア・J・ウォッシュバーン/ランダムハウス講談社(2008.6.10発行)

小学校の秋祭りでPTO(保護者教師機関 従来のPTA)の資金集めのためにヘルシースナックのコンテストとケーキのオークションに協力することになった(もと歴史科教師で下宿屋を営む)フィリス・ニューサムたち。またまた殺人事件に遭遇することに---- お菓子づくしシリーズ第2弾 できれば第1弾『桃のデザートには隠し味』からお読み下さい。 小さな町に起きる身近な殺人事件を謎といていくミステリ。推理をお楽しみ...
女性私立探偵もの

翡翠の眼/ダイアン・ウェイ・リャン/ランダムハウス講談社(2008.6.10発行)

私立探偵が合法化されていない中国・北京を舞台に女性第1号の私立探偵王梅(ワン・メイ)が活躍するシリーズ第1作 世界13カ国語に翻訳され話題を呼んだ。 2008年北京オリンピック開催の中国の実際の生活ぶりがとてもよく伝わってきます。本書の設定は、今から10年前というものですが、知られざる国、理解を超える国中国の一面を垣間見ることが出来ます。 中国の生活ぶりを伝えたい為にミステリの形をとって発表したの...
男性刑事(捜査官)もの

青チョークの男/フレッド・ヴァルカス/創元推理文庫(2006.3.24発行)

これは面白い!!! 絶対にお勧めの刑事・警察ものミステリ 1990年度サン・ナザール・フェスティヴァル賞受賞作品 なぜミステリベストテンものにランクインしなかったのでしょうか。 主人公は独特の捜査法(直感?)で事件を解決に導くパリ第五区警察署長のジャン=バチスト・アダムスブルク 5人の子供を育てる白ワインが欠かせない部下のアドリアン・ダングラールら登場人物も個性的です。 フランスミステリ界の女...
男性刑事(捜査官)もの

第七の女/フレデリック・モレイ/ハヤカワポケットミステリ(2008.6.10発行)

2007年パリ警視庁賞※受賞作品 ※フランスならではのユニークな賞。1946年に創設された。ミステリとしての評価と警察の活動を正確に描写している作品に与えられる。審査員は警察官と司法関係者。探偵小説(ロマン・ポリシェ=警察小説)の起源を警察にもつお国柄ならではの賞 主人公はパリ司法警察局凶悪犯捜査班部長のニコ・シルスキー警視 組織をあげて犯罪捜査に取組む正統派警察小説 今までの警部ものは個人1人...
女性私立探偵もの

ピアノ・ソナタ/S・J・ローザン/創元推理文庫(1998.12.25発行)

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第2作 1996年シェイマス賞(アメリカ私立探偵作家クラブ(The Private Eye Writers of America = PWA)の選考委員会が選ぶ賞)最優秀長編賞受賞作品 今回はビル・スミスが語り手となって綴るあっという間に引き込まれた私立探偵の物語 伊達に賞を取ってはいません。 老人ホームの警備員が殴り殺された。犯人を捜すよう依頼された...