評価

女性刑事(捜査官)もの

コフィン・ダンサー〈上〉〈下〉/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫(2004.10.10発行)

四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第2作 先を読みたい気持ちと読み終わってしまったら楽しみがなくなってしまうので読まずにとっておきたい気持ちがぶつかってしまう本です。 2000年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 このミステリーがすごい!2001年版(2000年)ベスト20 宝島社でも第10位 棺の前で女と踊る死神の刺青があることしかわからない凄腕の殺し屋・コフィン・ダンサー...
2003年

サイレント・ゲーム/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2005.11.1発行)

このミステリーがすごい!2004年度版(2003年)ベスト20宝島社第4位 法廷ミステリの傑作です。読むのは2度目なのに、また夢中になってしまいました。 主人公は辣腕の刑事弁護士トニー・ロード  高校時代にライバル高との試合の後、真剣に付き合っているガールフレンドのアリスン・テイラーと結ばれた。親に交際を反対されていて、門限を気にする彼女は一度家に戻り、また抜け出して15分後に会う約束をしたが--...
女性刑事(捜査官)もの

ボーン・コレクター〈上〉〈下〉/ジェフリー ディーヴァー/文春文庫(2003.5.10発行)

1999年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位 四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第1作 デンゼル・ワシントン主演で制作された映画が各国でヒット 私は本より先に映画を見ました。それでも本書は面白い。読み始めたら止まりません。 次から次に、第5作までノンストップで読みたくなってしまいます。 ジェフリー ディーヴァーは、1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学卒業後、ニューヨークのフォ...
ノンフィクションもの

真相(上)(下)―“切り裂きジャック”は誰なのか?/パトリシア・コーンウェル/講談社文庫(2005.6.15発行)

「検視官」シリーズのパトリシア・コーンウェルの新たな分野 本書は2003年1月に刊行された単行本「切り裂きジャック」を改題し、上下巻に分冊、2005年6月15日に文庫として発行されたものです。 切り裂きジャック事件の真相に現在の科学が挑む形を取っています。訴訟社会のアメリカで実名で犯人を指名したその勇気にびっくりしますが(最も子孫が誰も残っていない)、その科学的根拠を示していきます。 ミステリー...
男性私立探偵もの

酔いどれ故郷にかえる/ケン・ブルーウン /ハヤカワ・ミステリ文庫

ケン・ブルーウンは、 1951年アイルランドのゴールウェイ生まれ。英語教師の職を経て、1992年Funeralでミステリ作家としてデビュー 2001年に上梓した、元警官の本好き酔いどれ探偵ジャック・テイラーが活躍するシリーズ第1作『酔いどれに悪人なし』は、アメリカを始め世界各国で話題を集め、アメリカ私立探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。さらにアメリカ探偵作家クラブ賞、マカヴィティ賞、バリー賞にノ...
男性私立探偵もの

死の紅いバラ/ヘザー・グレアム/二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション

ヘザー・グレアムは、イリノイ州生まれ。ロマンス小説作家として確固たる地位を築いている。 本書は二見書房より2005年5月25日発行 ヒロインはTVドラマ女優のセリーナ ヒーローは私立探偵のライアム 訳者が後書きの中で「一筋縄ではいかない大人の恋愛の機微を描くのがとてもうまい作家」と書いていますが、まさにその通りです。 ミステリーよりは、恋愛に・ロマンスに重きがある作品です。 ...
男性私立探偵もの

殺意の教壇/リック・リオーダン/ 小学館文庫

リック・リオーダンは、サンアントニオ在住。ミドルスクールで15年にわたり英語と歴史の教師をしていた。 私立探偵トレス・ナヴァー シリーズの第3弾 第1弾「ビッグ・レッド・テキーラ」第2弾「ホンキートンク・ガール」 本書はアメリカで2000年にアメリカで出版された。 本邦初訳で2005年5月1日小学館文庫より発行 舞台はアメリカ・テキサス南部 大学の講師を務められるような教養がありながら、単語のスペ...
評価: ☆☆☆☆

殺人小説家/デイヴィッド・ハンドラー/講談社文庫

デイヴィッド・ハンドラーは、1952年ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業 本書はアメリカでは1997年刊行 日本では2005年6月15日講談社文庫より発行 本売れっ子作家スチュアート・ホーグ(ホーギー)と愛犬ルルを主人子としたシリーズ第8作目 ニューヨークが舞台 ウイットに富んだ会話を楽しみながら、気軽に読めるミステリ?をお探しならこのシリーズがお勧めです。 「真夜中のミ...
評価: ☆☆☆☆☆

死のフェニーチェ劇場/ドナ・M. レオン/文藝春秋(1991.7.15発行)

ダナ・レオン(この読み方は講談社文庫によりました)は、1942年アメリカ生まれ。65年ローマ留学。大学で英語教師を務め、現在はヴェネツィアに在住、執筆活動を続けている。 本書は日本でサントリーミステリー大賞を受賞 時代を感じさせない。警部ものとして、読んだ後になぜかほっとできるほのぼのとした作品です。 個人的には大好きですね。 1991年7月15日文藝春秋より発行 ...
評価: ☆☆☆☆☆

ニューヨーク大聖堂 (上) (下) /ネルソン・デミル/講談社文庫(2005.5.15発行)

読んだ後に20数年前の作品と知って、本当に驚きました。そう言えば、携帯電話は出てこない!!! 北アイルランドの問題を背景にテロリストと警察・軍隊との対決の中に、ラブストリーを絡めたサスペンスです。最後まで一気に読みきってしまいました。 ネルソン・デミルは、1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴び、話題作を次々に発表。 アメリカを代表するミ...
男性刑事(捜査官)もの

ホステージ (上)(下)/ロバート・クレイス/講談社文庫

ロバート・クレイスは、1953年米国生まれ。処女作『モンキーズ・レインコート』でアンソニー賞を受賞 本書は2001年Amazon.comでベスト1ミステリー ダイ・ハードのブルース・ウィルスが映画化権を獲得 日本でも2005年6月現在公開中です。 なお、ホステージとは囚われの身という意味です。 本書は日本では2005年5月15日講談社文庫より発行 ワシントトン・タイムズの書評が「この本は休みの日ま...
評価: ☆☆☆

昏(くら)い部屋/ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫(2005.4.28発行 単行本は1999.9)

1999年週刊文春ミステリベスト(海外)第17位 ミネット・ウォルターズの第4作 1995年の作品 映画化されています。「第一発見者」(監督:グラハム・シークストン 出演:デルバ・キールワン 1999年・英) 解説の中で「本書は--------根性のある人には二度読むことをおすすめします。作者はピ?スのまきちらしかたをすべて計算しています。」とあります。 これが本書の全てを表しています。凝りすぎて...
2004年

魔術師 (イリュージョニスト)/ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋(2004.10.13発行)

読み終わった後でもまだなにかが起きるのではないかと思って、もう一度本を手にしたとたん手にした本が消えたりして。まさかね?でもそんなことさえ考えてしまうミステリーです。 四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第5作 このミステリーがすごい!2005年度版(2004年)宝島社第2位 事前の情報は全く入れないで読んでください。 昨年中に日本で出版された海外ミステリーのなかで総合評価トップとい...
2004年

ダ・ヴィンチ・コード (上)(下)/ダン・ブラウン/角川書店(2004.5.31発行)

2004年週刊文春ミステリベスト第1位 ある区の図書館の予約待ち件数がいまだ580件以上もある空前の人気作。 ベストセラーになるには、やはりきちんとした理由がありました。 ?読みやすくて(訳者の方の力も大きいと思います)、展開が早く、先を読まずにはいられない構成になっている。 ?動機や事件について納得のいく説明がわかりやすくされている。 これを読むと、パリのルーブル美術館はもとより、イギリス・イタ...
女性検事もの

報復/ジリアン・ホフマン/ヴィレッジブックス(2004.11.20発行)

ジリアン・ホフマンは、アメリカ、ロングアイランド育ち。セント・ジョンズ大学ロースクール在学中から検察官としての修行を積み、卒業後はフロリダの検事局で検事補となる。専門はドメスティック・バイオレンス。 本書がデビュー作 既にワーナーブラザーズが映画化権を購入  本のレビューは読まないでお読みください。 あるレビュアーが「残念ながら読み進んでいくとともに、緩やかに冷めていきました。」と書いていますが、...