ミステリーというよりも人の生き方を深く考えさせる優れた小説
出世を選ぶのか、自分の好きな生き方を貫くのか。都会での立身出世を図る彼女を選ぶのか、自分が育った田舎の町で生きる方を選ぶのか。
映画『天使のくれた時間』の課題が、ここでは静かに語られていきます。
舞台は風光明媚なフランス南西部の田舎町人口三千人のサンドニ
主人公は愛犬ジジと暮らす39歳の独身男性の警察署長ブノワ・クレージュのシリーズ第2作
孤児で、ボスニア内戦に国連の平和維持軍として赴任の経験を持ち、食事を楽しみ、何より平和な村サンドニでの生活を愛しているたった1人の村の警官
平和な村で放火と思われる事件が発生する。
夏の終わりの夜明け前、サンドニの遺伝子組み換え作物の試験場が放火されたのだった—–
必ずシリーズ第1作からお読み下さい。
2012年11月29日創元推理文庫より発行 原題は「The Dark Vineyard(2009)」
<作家紹介>
フランス人ではなくて、元英国ガーディアン紙のベテラン記者
シリーズ第1作『緋色の十字章 警察署長ブルーノ』

