ジャンル

ラブ(ロマンス)サスペンス

雨に抱かれた天使/ジュリー・ガーウッド/ヴィレッジブックス

ロマンチックなサスペンスの傑作 主人公は一流ホテルチェーンの経営者一族のチャリティ財団の理事を務めるというとっても恵まれたリーガン・ハミルトン 幼稚園時代からの親友二人が話に色を添えます。 著者はアメリカのベストセラーリストの常連 読んでいておもわずにやにやしてしまったり、ほほえましい二人のやり取りが 犯人との対比に印象付けられます。 表現のすばらしさに、翻訳者さんに脱帽です。 2007年4月20...
ダンカン・キンケイド警視とジュマ・ジェイムズ警部補 シリーズ

警視の週末/デボラ・クロンビー/講談社文庫(2007.7.14発行)

ダンカン・キンケイド警視とジュマ・ジェイムズ警部補のシリーズ第9作 舞台はウイスキーのふるさと『スコットランド』 ウイスキー好きでなくとも、たずねてみたくなりました。 シリーズもここまで重ねると、ミステリー部分よりも主人公たちのことが気になってしまいますね。 大好きなこのシリーズがいつまでも続いて欲しいと思っています。 2007年7月14日講談社文庫より発行 ...
男性刑事(捜査官)もの

私刑連鎖犯(上)(下)/ジャン・バーク /講談社文庫

FBIの凶悪指名犯のリストに載り、いまだつかまっていない凶悪犯たちがつぎつぎに殺害される。FBIがどこにいるかさへ把握できていない凶悪犯を次々に手にかけることから、犯人を賞賛する声さへあがり始める。 そんななかで、ロサンゼルス郡保安官アレックス・ブラントン刑事が犯人たちを追いつめていくミステリー 講談社文庫より2007年6月15日発行 ...
FBI捜査官もの

応酬 /ポール リンゼイ/講談社文庫(2007.4.13発行)

やっとポール・リンゼイの作品が出版されました! FBIを舞台にしたポール・リンゼイの第6作 あるレビューでは「今までの作品は大体読んできたが、これが一番面白くない。」と紹介されています。 わたしはこの人の作品が好きなので充分に楽しめました。 2007年4月13日講談社文庫より発行 ...
女性私立探偵もの

口は災い/リース・ボウエン/講談社文庫(2007.6.15発行)

☆2002年アガサ賞(AGATHA AWARDS)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品 物語の舞台は、1901年のアイルランドとニューヨーク 22歳のアイルランド人女性モリー・マーフイが主人公 あっという間に読みきってしまいました。本書が、アガサ賞最優秀長編賞を受賞したことが納得できます。 他人になりすましアメリカ行きの移民船に乗り込んだモリーに、上陸直前におきた殺人事件の容疑が-----...
女性刑事(捜査官)もの

サムライの娘/ドミニク・シルヴァン/小学館文庫(2007.5.15発行)

元パリ警視のローラ・ショストとマッサージ師のインクリッド・ディーゼルの探偵(?)コンビのシリーズもの第2作  内容がたっぷりとありすぎて、整理しながら読まないとこんがるがるかも。 第1作の『欲望通りに住む女』 に続き、すぐに本書第2作が出版されたことは、本当に驚きです。 小学館さん、ありがとうございます。(わずか2ヶ月で発行) 第1作も第2作も映画化されたらヒット間違いなしと思うのですが、そんな話...
2006年

12番目のカード/ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋(2006.9.30発行)

2006年週刊文春ミステリー第4位 リンカーンライムとアメリア・サックスのシリーズ第6作 シリーズが出されるたびに必ずミステリーベストテン上位に入り、高い評価を受け続けている作家に敬意を表します。 全く新しい驚きを作品ごとに読者に与えてくれます。是非お読み下さい。 検死官シリーズで高い評価を受けていたパトリシア・コーンウェルが、シリーズの後半には内容が急落し、評価を失ってしまったことを考えると、シ...
2006年文庫

ハマースミスのうじ虫/ウィリアム・モール/東京創元社(2006.8.31発行)

このミステリーがすごい!2007年度版(2006年)第13位 本書の裏表紙に「伝説の逸品」とあり、本書解説の方も「ついに復活した-----翻訳も新たに甦ったのだ」と書いています。素人探偵のワイン商キャソン・デューカーが主人公です。 邦題は直訳なのでしょうが、手にするのもちょっと気になる題名と思いませんか。 「ハマースミス街の脅迫者」か「ハマースミス街の奇想」の方がよかったのではないでしょうか。 刊...
2006年

10ドルだって大金だ/ジャック・リッチー /河出書房新社(2006.10.30発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第5位 表題「10ドルだって大金だ」を含めて14の短編を集めた1983年に61歳で亡くなった短編集の名手ジャック・リッチーの作品集 わが国で独自に編まれた作品集『クライム・マシン』も過去にミステリーベストテン(2005週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位)に入っていました。 このミステリーがすごい!2007年度版(2006年)ベスト20宝島社<海外>...
男性私立探偵もの

スクール・デイズ/ロバート・B・パーカー/早川書房(2006.12.15発行)

私立探偵スペンサーのシリーズ第33作 ボストン郊外の私立ハイスクールで2人の少年による銃乱射事件が起き、7人が射殺された。 (アメリカでついこの間の2007年4月16日(月)に米国史上最悪の銃乱射事件「バージニア工科大学銃乱射事件」が起きたばかり。この事件では、33名(教員5名、容疑者1名を含む学生28人)が死亡し、アメリカの学校が現場となった銃乱射事件では史上最大の犠牲者をだした。) 何故このよ...
2007年版 (2006年)

シャルビューク夫人の肖像/ジェフリー・フォード/ランダムハウス講談社(2006.7.19発行)

このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社第15位 1997年『白い果実』で世界幻想文学大賞を受賞し、アメリカのファンタジイ小説界で不動の地位を持つ作家。 どんな種類のミステリーに分類してよいのかよく分かりませんが、舞台は19世紀末のニューヨーク 画家のピアンボが奇妙な依頼を受けたことから物語は始まる。 謎の依頼にあなたも引き込まれていきます。 2006年7月19日ランダム...
男性刑事(捜査官)もの

血と薔薇/ジェームズ・パターソン/講談社文庫(2007.1.16発行)

前作『闇に薔薇』から待つこと1年9ヶ月 やっとワシントン市警のアレックス・クロス刑事シリーズ第7作が発行されました。第6作と二部作となっています。 いくら何でも待たせすぎだと思います。 読み物としては面白いのですが(訳者があとがきの中で「読者サービス満点の本書」と紹介しています)、ミステリーとしての出来はイマイチです。 また邦題が納得できません。第6作『Roses Are Red』が『闇に薔薇』 ...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

無意識の証人/ジャンリーコ・カロフィーリオ/文春文庫(2005.12.10発行)

イタリアの現職のマフィア担当検事補が描く弁護士グイード・グエッリエーリが活躍する法廷サスペンスの第1作目 やや専門的な法廷サスペンスですが、一気に読み切ってしまいました。 アメリカの法廷サスペンスものと違い、派手などんでん返しがないため物足りない方もいるかも知れませんが、作家のカロフィーリオはこの処女作でイタリア国内の文学賞を5つ受賞しています。 第2作目『眼を閉じて』も既に発行されています。 2...
元保安官コーク・オコナー シリーズ

煉獄の丘/ウィリアム・K・クルーガー/講談社文庫(2007.1.16発行)

コーク・オコナー元保安官のシリーズ第3作  第1作『凍りつく心臓』第2作『狼の震える夜』  既にこのシリーズは、アメリカで第6作まで刊行されています。 オジブワ族の長老が「わしらが価値を置くのは富そのものよりも、いかに富を使うかだ」という言葉と実践はとても心に強く残りました。 主人公の家族に対する愛情の深さ・主人公の推察やアメリカ原住民たちのすがすがしい心のすばらしさに打たれて、このシリーズのとり...
女性刑事(捜査官)もの

見えざる報復者/アイリーン・ドライアー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2007.1.20発行)  

アイリーン・ドライアーは外傷専門看護婦として16年にわたり活躍した後作家に転身 警官に囲まれて育ったスワット隊の女性医療隊員マギー・オブライアンが主人公 彼女が直面した問題をあなたが突きつけられたなら、あなたならいったいどう行動するでしょうか。彼女を心から応援しながら、あっという間に読み切ってしまいました。 女性医療隊員ですがカテゴリーでは女性刑事ものに分類しました。ご了解ください。 2007年1...