ジャンル

男性刑事(捜査官)もの

地下墓地/ピーター・ラヴゼイ/ ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 91-22)

ピーター・ラヴゼイは、1936年生まれ。大学で英文学を専攻 イギリスのベテラン作家 バース警察のピーター・ダイヤモンド警視 シリーズ第6作 本書は199年12月早川書房より単行本として刊行されたものを、2004年12月31日文庫化したものです。 ローマ浴場の地下室から人間の手が発見され、その捜査にピーター・ダイヤモンド警視が取り組みます。事件を究明していく形の典型的な警察推理小説です。 解説の中で...
ラブ(ロマンス)サスペンス

レッド・ライト/(上)(下)T.ジェファーソン パーカー/講談社文庫(2005.2.15発行)

女刑事マーシ・レイボーン シリーズ第2作 女刑事マーシ・レイボーンの内心の葛藤に多くの時間が割かれていて、ストリーの展開が遅いと私は感じました。 この点をどう評価するかでこの作品の評価が高くなったり、低くなったりすると思います。小説なので、内心の葛藤がもっと高い次元のものなら良いのにと思いました。 MWA賞(2001年度最優秀長篇賞)ノミネート作品 第1作『ブルー・アワー〈上〉〈下〉』第3作『ブラ...
「もしもの世界」でのミステリ(SFミステリ)もの

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈2〉さらば、大鴉/ジャスパー フォード/ソニーマガジンズ(2004.9.20発行)

闘うベストテン2004(ミステリチャンネル)海外ミステリ第3位 高い評価を受けています。 この『文学刑事シリーズ』は英米で熱狂的人気を博し既に3巻までが出版されている 第2作 舞台は1985年のイギリスだが、今とは違う歴史をたどるもう一つの別のイギリス。超巨大企業に事実上支配されていて、コンピューターはなく、空の旅は飛行船。クローン技術とタイムトラベル術は発達し、様々な絶滅種が再生されている。文学...
アティ カス・コディアック シリーズ

奪回者/グレッグ ルッカ/講談社文庫(2000.11.15発行)

かつて愛した女性の15歳の娘さんの警護を強引に頼まれ、アティ カス・コディアックは再びチームを組んで立ちあがります 敵は英国特殊部隊出身の誘拐チーム アティ カス・コディアックを主人公にした第2作 ボディーガードの仕事の困難さと仕事仲間の友情と信頼をじっくりとお楽しみください。 2000年11月15日講談社文庫より発行 ...
女性刑事(捜査官)もの

ウィスキー・サワーは殺しの香り/J.A.コンラス/文春文庫

J・A・コンラスは、1970年生まれ。シカゴのコロンビア・カレッジ卒業。本書が単行本としては第1作。原題WHISKEY SOUR 文春文庫より2005年2月10日発行 第2作も既に書き終えられているそうです。 主人公は、シカゴ警察の46歳の女性警部補ジャクリーン・ダニエルズ。相棒のハーブと連続殺人犯に挑みます。変質犯を追っているにもかかわらず、ユーモアがちりばめられており、なんだかホッとしました。...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

悪徳警官はくたばらない/デイヴィッド・ローゼンフェルト/文春文庫

デーヴィッド・ローゼンフェルトは、大の犬好き 作品の中にも犬に対する愛情があふれています。 映画会社重役を経て2002年作家デビュー デビュー作の第1作は『弁護士は奇策で勝負する』(2004年4月発行) 10ヶ月で待望の弁護士アンディ・カーペンター シリーズ第2作が出ました。文春文庫より2005年2月10日発行 法廷ミステリーのファンの方、是非お読みください。できれば第1作から読むことお薦めします...
アティ カス・コディアック シリーズ

守護者/グレッグ ルッカ/講談社文庫(1999.3.15発行)

ボディーガードものを読みたい方には絶対にお薦めの作品 プロのボディーガード アティ カス・コディアックを主人公にした第1作 「あなたを雇いたい。私と娘を保護してもらいたい」妊娠中絶反対派の度重なる嫌がらせに、女性医師ロメロから依頼を受けたボディガード アティ カス・コディアックと脅迫者との必死の攻防が--- 1999年3月15日講談社文庫より発行 ...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

霧のとばり/ローズ・コナーズ/二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション(2005.1.20発行)

本書は2003年MWAメアリ・ヒギンス・クラーク賞を受賞 リーガルサスペンスの新星として一躍注目を集めました。 舞台はケープコッドの町。この場所について詳細を知りたい方はアメリカの国立公園ケープコッド海浜公園を参照してください。女性検事補マーティ・ニッカーソンが主人公です。 最近読んだなかでは最高の作品だと思います。 法廷ミステリーとしてすばらしいだけでなく、犯罪被害者の立場もきちんと捉えている希...
2004年

誰でもない男の裁判/A・H・Z・カー (著) /晶文社ミステリ

2004年週間文春ミステリーベストテン第5位 貨幣の価値に時代を感じる他は全く時代を感じさせません。あなたはどの短編に一番高い評価を与えるでしょうか。私は読んだ後にさわやな気持ちになれた、最後の作品が気に入りました。 短編集なので、電車の中で読むのにも適しています。 A・H・Z・カーはアメリカの政治経済学者・作家 1902年生まれ1971年没 トルーマン大統領の特別補佐官を務め、経済界でも成功を収...
ラブ(ロマンス)サスペンス

風の踊り子/アイリス ジョハンセン/二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション(2003.8.22発行)

幻の秘宝ウインドダンサーシリーズ三部作のひとつ   舞台は今度はさらにさかのぼり、16世紀ルネッサンスのイタリア。 第2作の『女神たちの嵐』でマリー・アントワネットが大事にしていたウインドダンサー、そのウインドダンサーが何故フランス王室の手に入ったかが本編で明らかにされます。 主人公はフィレンツェの街角でスリを働く奴隷の娘サンチア 歴史ミステリーを絡めたロマンスを楽しみたい方は是非お読みください。...
ラブ(ロマンス)サスペンス

女神たちの嵐〈上〉〈下〉/アイリス ジョハンセン/二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション(2002.6.24発行)

幻の秘宝ウインドダンサーシリーズ三部作のひとつ  舞台は十八世紀末の革命にゆれるフランス  前作『風のペガサス』の主人公ケイトリンが大事にしていたカトリーヌの日記がありましたが、その日記を書いたカトリーヌと親友のジュリエット・ド・クレマンが主人公です。 文中にある「トゥット・ア・テ・ミ・ギダ(あらゆるものが私をあなたに導いていく)」がこの小説の主題です。 冬のソナタのようなラブストリーに歴史ミステ...
2004海外ミステリ

ジェニファー・ガバメント/マックス・バリー/竹書房文庫

闘うベストテン2004(ミステリチャンネル)第7位 「もしもの世界」に慣れるのに時間がかかりますが、慣れてくると楽しめます。 主人公は登場人物として挙げられている6人ですが、しいて一人を上げるとすれば女性政府捜査官の題名にもあるジェニファー・ガバメントです。現在の社会を強烈に批判し、皮肉った「もしもの世界」の設定になっています。 どんな世界になっても、人間としての守るべきことがあることを教えてくれ...
2005年版 (2004年)

白い雌ライオン/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2004.9.30発行)

クスウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第3作 【CWAゴールドダガー受賞シリーズ】 ☆このミステリーがすごい!2005年版(2004年)宝島社第15位 スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?----- 人種隔離政策撤廃前の南アフリカの問題を背景に起きた事件をクルト・ヴァランダー刑事が追いかけます。 スーパースターでもない彼の心の葛藤や人...
スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ

リガの犬たち/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2003.4.11発行)

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第2作 舞台は独立運動のさなかのラトヴィア スウェーデンの海岸に流れ着いたゴムボートに2人の男の射殺体。この事件の捜索のため、ラトヴィアのリガから捜査官がやって来た。 今回は、クルト・ヴァランダー刑事が単身で事件に巻き込まれていきます。 このシリーズを是非お楽しみ下さい。 ヘニング・マンケルは現代スウェーデンを代表する人気作家です。 本...
スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ

殺人者の顔/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2001.1.26発行)

☆CWAゴールドダガー受賞シリーズ ☆スウェーデン推理小説アカデミー最優秀賞受賞作品 スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ第1作 スウェーデンの田舎町イースタが舞台  離婚して体重も増えてしまったヴァランダー刑事がイースタ署のメンバーと力をあわせて、老夫婦の惨殺事件と外国移民逗留所での事件解決に取り組む。読み始めたら面白くてとまりません。 人間味あふれる警察署の皆...