ランキング・ベスト

2004海外ミステリ

闘うベストテン2004(ミステリチャンネル)海外ミステリ

7回目となったミステリチャンネル恒例「闘うベストテン2004」の収録が、16年11月14日に船橋市の市民文化ホールで行なわれた。 (対象作品は2003年11月?2004年10月刊行分) 第1位 『奇術師』/クリストファー・プリースト/ハヤカワ文庫 第2位 『魔術師(イリュージョニスト)』/ジェフリ・ワイルズ・ディーヴァー/文藝春秋 第3位 『文学刑事サーズデイ・ネクスト2 さ...
2004海外ミステリ

嘘つき男は地獄へ堕ちろ/ジェイソン・スター/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2004.6.20発行)

闘うベストテン2004(ミステリチャンネル) 海外ミステリ次点(第11位) どんな結末が待っているのか、いろいろと考えることができてとても楽しめました。 もちろんこんな結末は予想していませんでしたが。 この作家の作品は訳者によれば二つの系列があり、ひとつはエリートサラリーマンの転落物・もうひとつはギャンブルのめり込み物 本書は二つの系列を組み合わせて物語が出来上がっていますとのことです。 デビュー...
2008年版 (2007年)

物しか書けなかった物書き/ロバート・トゥーイ/河出書房新社(2007.2.10発行)

このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外>第4位 生涯短編一筋を貫いた短篇作家トゥーイの傑作14篇 表題の作品のようなSF的なものから、借金取りや警官を騙して喜ぶ男の馬鹿話や『階段はこわい』のような生涯の内に4度結婚して4度とも妻を事故で亡くした男の話など多種多様の作品が集まっています。 ミステリが読みたい2008年版 ベスト・ミステリ2007(早川書房)でも第14...
2007年

終決者たち(上)(下)/マイクル・コナリー/講談社文庫(2007.9.14発行)

2007年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第1位 待ちに待った刑事ハリー・ボッシュ シリーズ第11作 手元にあったのに読むのが待ったいなくてしばらく置いておりました。飾っておりました。 読み終わったときには自然に涙が出てきてしまいました。 ロサンゼルス市警・未解決事件(コールド・ケース)班の刑事に3年ぶりに復帰したボッシュ 相棒はキズミン・ライダー 天敵のアーヴィン・アーヴィングもま...
2007海外ミステリ

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ ミステリチャンネルで2007.12.14放映 第1位 『デス・コレクターズ』/ジャック・カーリイ/文春文庫 第2位 『復讐はお好き?』 /カール・ハイアセン/文春文庫 第3位 『悪魔はすぐそこに』/D.M.ディヴァイン/創元推理文庫 第4位 『血と暴力の国』/コーマック・マッカーシー/扶桑社ミステリー 第5位 『ハスラー』/ウォルター・...
2007海外ミステリ

血と暴力の国/コーマック・マッカーシー/扶桑社ミステリー(2007.8.30発行)

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第4位 舞台は1980年代のアメリカテキサス 麻薬密売人の銃撃戦のあとに残され240万ドを持ち逃げしたベトナム帰還兵のモス 彼を追う殺し屋シュガー・初老の保安官ベル・謎の仕事人ウェルズ 今年のアカデミー賞で、作品賞・監督賞など4部門を受賞した映画『ノーカントリー』の原作 『ノーカントリー』は、ただいま日本でロードショー中です 原題“NO CO...
2005年

2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)

2005年週刊文春ミステリベスト10(海外) ※なお、各書の書評は読んだ順に続きます。 第1位 暗く聖なる夜 /マイクル・コナリー/ 講談社文庫 第2位 クライム・マシン/ ジャック・リッチー/ 晶文社 第3位 輝く断片/シオドア・スタージョン/ 河出書房新社 第4位 サルバドールの復活/ ジェレミ?・ドロンフィ?ルド/ 創元推理文庫 第5位 獣たちの庭園 /ジェフリー...
2005年

ジーヴズの事件簿/P.G.ウッドハウス/文藝春秋(2005.5.30発行)

2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 思わずほほえんだり、大声でげらげら笑ってしまう面白さ これってでもミステリなのかな 楽しいものを読みたい方にお薦めします。 P.G.ウッドハウス(1881?1975) 全世界で百年以上も読まれ続けるイギリスの巨匠 60年以上にわたってジーヴズ(従僕)とウースター(若主人)を主人公とした作品を書き続けた。 本書はより抜きの12編に加え特別収録作品1...
2007年

TOKYO YEAR ZERO トーキョー・イヤー・ゼロ/デイヴィッド・ピース/文藝春秋(2007.10.10発行)

このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社第3位 デイヴィッド・ピースは1967年イギリス生まれ 1994年東京に移住 東京三部作の第1作 舞台は敗戦の日から始まりその1年後が中心 とにかく読みにくかったなというのが感想です。そうでなくともわかりにくいのに、こんなに同じ文書の繰り返しでは正直言ってイライラする。 これがなければ面白いのにな。言葉遊びは自分の世界だけにして欲し...
2007年文庫

夜の来訪者/プリーストリー /岩波文庫(2007.2.16発行)

2007年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第3位  邦訳は1951年が最初、舞台設定は1912年 裕福な実業家の家族それぞれが、若い美しい女性の人生にどう関わり、彼女を自殺にまで追い込んでいったのか。 読み始めたら止めれなくなりました。時代背景を考えながら、一気に読んでしまいました。 戯曲作品として書かれており、 日本でも過去に俳優座で上演され、全国で151ステージの上演を数え、広く知ら...
2007海外ミステリ

ハスラー/ウォルター・テヴィス/扶桑社ミステリー(2007.2.28発行)

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第5位  ミステリではなくギャンブラーを描いた優れた小説です ギャンブルに勝つには技術だけでなく精神が如何に大切か。そういえばサッカーの世界でも中田英寿がそんなことをいっていたような気がします。 ポール・ニューマン主演で大ヒットした1961年のプール・ビリヤード映画『ハスラー』の原作 ウォルター・テヴィスは、1959年本書で長編デビュー 約半...
2007海外ミステリ

目くらましの道(上)(下)/ヘニング・マンケル/創元推理文庫(2007.2.16発行)

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダー シリーズ第5作(長篇)  読み終わってしまったのが、残念でなりません。また、最初から読み直そうかな。 久しぶりに迫力のある警察捜査小説にまた出会うことができました。捜査もののミステリが好きな人には絶対にお薦めの作品です。 マイクル・コナリーの刑事ハリー・ボッシュ シリーズと肩を並べる心に残る警察小説 こちらには無能でいやな上司は出てこないし、み...
2008年版(早川書房)

ずっとお城で暮らしてる/シャーリイ・ジャクスン/創元推理文庫

ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第16位 あたしは、メアリ・キャサリン・ブラックウッド 18歳 ほかの家族はみんな死んでしまった。この屋敷に姉のコンスタンスと暮らしている----- 恐怖ホラー(?)ミステリ 背筋が冷たくなる感覚を求める人はぜひお読みください。ホラーものが好きでない方にはあまりお薦めできません。 このミステリも1960年代の作品です。平成6年に学研...
2007海外ミステリ

怪盗タナーは眠らない/ローレンス・ブロック/創元推理文庫(2007.6.22発行)

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第10位 1966年に書かれた本書 今年のベストテンものには古い作品が多いのが特徴ですね。 脳に損傷を受けたため、眠ることができなくなったエヴァン・タナー  その時間を利用して語学や歴史の学習に入れ込み、世界中のさまざまな団体に所属して知的好奇心を満足させていました。大量のアルメニア金貨がトルコ領内に埋もれているとの情報を得て----- ジョ...
2008(2007年)

虚空から現れた死/クレイトン・ロースン/ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ 原書房(2007.7.31発行)

2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第7位 部屋を訪れた若い女性は、ほんのわずかの隙に殺された。地上五階、閉められていた窓は大きく開き、そこからコウモリが空へと羽ばたいていった。若い女性は、「コウモリの鳥小屋…」と言い残した。彼女の喉には、小さな赤い傷が残された----- こんな書き出しではまるで吸血鬼ドラキュラの話のようですが、そうではありません。 魔術師が出てくるミステリ...