番外編 日本の作家[番外編]眠りの森/東野 圭吾/講談社文庫(1992.4.15発行) 加賀恭一郎シリーズの第2作 大学生だった加賀は刑事になって登場する。 物語は「葉瑠子が人を殺した、という知らせが入った」という書き出しで始まる。 本作を原作としたテレビドラマも製作され、テレビ朝日で1993年に放送された。 1992年4月15日講談社文庫より発行 第1作『卒業 雪月花殺人ゲーム』 ... 2010.01.02番外編 日本の作家評価: ☆☆☆☆
女性刑事(捜査官)ものダーク・サンライズ/デイヴィッド・ハンドラー/講談社文庫(2009.11.13発行) 映画評論家のミッチ・バーガーと州警察警部補から村の駐在になったデジリー・ミトリーのシリーズ第4作 ミッチはドーセット村で初めての冬を過ごす。 荒天により外界から隔絶されたホテルの中で起きる密室ミステリ。 2人の相手に対する気持ちの強さ・事件の解決を2人で目指す想定にこのシリーズのファンは大いに楽しめました。 またまた2人とも無傷ではありませんでしたが。 2009年11月13日講談社文庫より発行 第... 2010.01.01女性刑事(捜査官)もの映画評論家のミッチ・バーガーと女性駐在デジリー・ミトリーのシリーズ評価: ☆☆☆☆
2009年犬の力(上)(下)/ドン・ウィンズロウ/角川文庫(2009.8.25発行) 衝撃のミステリは、メキシコ・バハカルフォルニアで幕を開ける。アート・ケラーは銃弾の雨に倒れた19体の屍を前に十字を切る----- 強烈な内容にあっという間に引き込まれます。 麻薬撲滅がなぜできないのか。中南米がなぜ豊な国になれないのか。 泥沼の戦いに勝者はどこにもいません。 メキシコやコロンビアがいつか本当に意味での独立を果たす日がくることを祈って本書を閉じました。 麻薬カルテルとのエンドレスの戦... 2009.12.262009年2009年文庫2010年版 (2009年)2010年版(早川書房)冒険アクションもの殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆
2009年文庫幽霊の2/3 /ヘレン・マクロイ/創元推理文庫(2009.8・30発行) アメリカのミステリ作家ヘレン・マクロイ(1904-93)が1956年に発表した作品の再刊 精神科医を職業とする探偵の草分け 限られた登場人物のなかで、ひとつずつ謎を解いていくミステリ 古さを全く感じさせません。 物語は、売れっ子作家のエージョントの妻メグ・ヴィージーが、エレヴェーター内においてあったタブロイド紙を見たとたん、血の気が引いた---というところから始まる。 邦訳の題名は気が利いている。... 2009.12.182009年文庫2010(2009年)臨床心理医など医師もの評価: ☆☆☆☆
ジャーナリスト(新聞記者・雑誌編集者)もの氷姫 エリカ&パトリックの事件簿/カミラ・レックバリ/集英社文庫(2009.8.25発行) 読み終わった後で思わずにやりとしてしまうミステリ。 主人公は、伝記作家のエリカ・ファルクと幼なじみのターヌムスヘーデ警察署刑事のパトリック・ヘードストルム 舞台となるのはスウェーデンのかつては漁業によって生計を立てていた風光明媚な街フィエルパッカ 北欧ミステリの新星が描くシリーズ400万部の話題作 既に第4作まで刊行 物語は「その家は人の気配もなく、寂しかった。----浴槽の中には薄い氷の膜ができ... 2009.12.16ジャーナリスト(新聞記者・雑誌編集者)もの男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆
番外編 日本の作家[番外編]卒業 雪月花殺人ゲーム/東野 圭吾/講談社文庫(1989.5.15発行) 新聞の広告に刺激されて久しぶりに読んでみた日本のミステリ 加賀恭一郎シリーズの第1作 限られた登場人物・密室の謎解き。 読み手の興味は、動機は何かに絞られる。 心理描写が海外ミステリに比べたら軽いという印象を受けたが、このシリーズを続けて読んでみようと思いました。 1989年5月15日講談社文庫より発行 1985年デビュー作『放課後』 第31回江戸川乱歩賞受賞 1985年週刊文春ミステリーベスト... 2009.12.11番外編 日本の作家評価: ☆☆☆☆
2010(2009年)水時計/ジム・ケリー/創元推理文庫(2009.9.11発行) 新聞記者だった作家が筆をとった週間新聞『クロウ』の記者フィリップ・ドライデン・シリーズの第1作 舞台はイングランド東部の小さな都市イーリー。洪水が脅威を増すなか、主人公はバートン・フェン農場で殺人者が来るのを待っていた---- ここから物語は一週間前にさかのぼって展開していく。 ドライデンを支えるタクシー運転手ハンフリーとのコンビ・昏睡状態の妻ローズの病状・刑事との関係等これからどうなっていくのか... 2009.12.102010(2009年)2010年版 (2009年)ジャーナリスト(新聞記者・雑誌編集者)もの評価: ☆☆☆☆
2009年災厄の紳士/D.M.ディヴァイン/創元推理文庫(2009.9.30発行) パリのメトロの車内で地図を落とした娘にネヴィル・リチャードソンは声をかけた---- 大きな謎が早くから読者に提示され、それが何か知りたくて先を読まずにはいられない素晴らしい構成!! しかし、『ミレニアム1~3』のようにベストセラーにならなかったのには訳がある。 最後の謎解きの部分が不十分で(短すぎる)かつ納得がいかないところがあり、手をぬいたとしか思えない。最後にきて本当にがっかくりときた。それま... 2009.12.072009年2010(2009年)2010年版 (2009年)2010年版(早川書房)評価: ☆☆☆
2009年文庫サイモン・アークの事件簿〈1〉/エドワード・D. ホック/創元推理文庫(2008.12.26発行) 年齢二千歳ともいわれ、超自然現象を追い求める、他の世界・他の時代から来たかのような男サイモン・アークが活躍する短編集10編 サイモン・アーク・シリーズの61ある作品から発表された各年代(50年代から2000年代まで)ごとに選んだ計10編 本書裏表紙には「オカルト探偵が快刀乱麻の推理力で挑む」とあります。 なんとなく、いつのまにか、読んでいる不思議な短編集 ☆2009年文庫翻訳ミステリーベスト1... 2009.12.052009年文庫2010(2009年)短編集もの評価: ☆☆☆☆霊的なものや原住民の知恵を授かるミステリ
2009年文庫誇りと復讐(上)(下)/ジェフリー・アーチャー/新潮文庫(2009.6.1発行) 物語はダニー・カートライトが満員のレストランの床にひざまずいて、ベス・ウィルソンに求婚したところから始まる。 苦難を乗り越えるようとする主人公を支える仲間たちが、ほほえましく読んでいて心が温まる。 展開の速さと、登場人物たちのユニークさに映画化したらどんなに面白いか。 ☆2009年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第8位 2009年5月28日新潮文庫より発行 筆者紹介:1940年英国生ま... 2009.12.032009年文庫ラブストーリーリーガル(法律・法廷)サスペンスもの評価: ☆☆☆☆
2010年版(早川書房)白夜に惑う夏/アン・クリーヴス/創元推理文庫(2009.7.31発行) シェトランド島の小さな閉鎖的な村に住む人々を細やかに描写し、すごく緻密で計算されつくしたといえる本格推理ミステリ 今年のミステリベストテンものにまた旋風をおこすのでしょうか。 イギリス最北の地 シェトランドを舞台に春・夏・秋・冬それぞれの季節に合わせ<シェトランド四重奏>を奏でる第2作目 主人公はシェトランド署のジミー・ペレス警部 物語は彼の立場だけでなく、一緒に捜査するインヴァネス署のロイ・テ... 2009.11.262010年版(早川書房)イギリス最北の地シェトランド署のジミー・ペレス警部シリーズ<シェトランド四重奏>男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆
2010年版 (2009年)毒蛇の園/ジャック・カーリイ/文春文庫(2009.8.10発行) モビール市警察本部刑事カーソン・ライダーのシリーズ第3作 会心の作品です。但し、必ず第1作からお読みください。 トラック運転手からの通報を受けて現場に向かうカーソン・ライダーと相棒のハリー・ノチラス 付近にいる別の刑事チームとどちらが担当になるか競争になったが----- 前作発行からなんと2年9ヶ月の歳月を経て出されました。 2作目が出たときも1年半待たされましたが、どんな事情があるにせよ読む側の... 2009.11.202010年版 (2009年)2010年版(早川書房)モビール市警察本部刑事カーソン・ライダー シリーズ男性刑事(捜査官)もの評価: ☆☆☆☆☆
2010年版(早川書房)迷惑なんだけど?/カール・ハイアセン/文春文庫(2009.7.10発行) カール・ハイアセンの13作目の長篇小説 めちゃくちゃに愉快で痛快な、たくましく生きる女性を賛美したエンターテイメント。もしあなたが落ち込んでいるなら必読の作品です。 笑いすぎて電車の中では読めないかも。 邦訳では前作にあたる『復讐はお好き?』 は ☆2007年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位 ☆このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外>第2位 ☆闘うベストテ... 2009.11.182010年版(早川書房)ユーモア・ミステリ評価: ☆☆☆☆霊的なものや原住民の知恵を授かるミステリ
臨床心理医など医師ものサイコブレイカー/セバスチャン・フィツェック/柏書房(2009.7.16発行) どんな展開を見せるか想像がつかないセバスチャン・フィツェックの待望の第4作 「ドイツで43万部突破---------二度読み必至の密室型スリラー登場」と紹介されています。 幸い、全てはただの夢だった。彼女は裸ではなかった。という書き出しで本書は始まる。 だまされまいとして、またまた作家にしてやられました。 この人の作品は本当にすごいと思います。 精神科医の香山リカさん―推薦「世界がゆがんで見えるほ... 2009.11.13臨床心理医など医師もの評価: ☆☆☆☆☆
FBI捜査官ものボディガード/スーザン・ブロックマン/ヴィレッジブックス(2009.7.18発行) ロマンス小説の人気作家が送るロマンチック・サスペンス 物語は主人公のFBI捜査官ハリー・オデールがスーパーマーケットの強盗を取り押さえるビデオをパートナーがあきれて見ているところから始まる。 もう一人の主人公は27歳の美貌の女性アレッサンドラ・ラモント。夫と協議離婚し家と3台の車を手に入れたが---- 登場人物が少なく、わかりやすく、単純明快で面白かった。 「RITA賞※に輝く」と本の裏表紙にあり... 2009.11.12FBI捜査官ものラブ(ロマンス)サスペンス評価: ☆☆☆☆