2008(2007年)

議会に死体/ヘンリー・ウェイド/原書房(2007.2.28発行)

2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第9位 辛らつな発言を繰り広げた議員が、議会のほんのわずかな休憩時間に議場でナイフで刺されて殺された。発見したのは、議員に会いにきた彼の妻。 捜査に当たる捜査官は、クウェンバラ警察本部長として着任したばかりのレース大尉 事件捜査の経験がないレースは、スコットランド・ヤードに応援を要請するが--- 英国の「黄金時代の代表作家」といわれるヘンリ...
2008(2007年)

切り裂かれたミンクコート事件/ジェームズ・アンダースン/扶桑社ミステリー(2006.1.30)

2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第4位 ユーモアたっぷりの明るいミステリ ちょっと迷いましたが、ユーモアミステリに分類しました 第1作の『血染めのエッグ・コージイ事件』と舞台も同じ第12代バーフォード伯爵の所有する「オールダリー荘」 様々なゲストが次々と(予約なしに)到着して、事件の幕が切って落とされます。 1981年に刊行された本書 復刊ものです。なお、22年ぶりに第3...
2008二つ星レストラン

[番外編] リストランテASO/MICHELIN GUIDE ミシュラン ガイド東京 2008 二つ星レストラン/日本ミシュランタイヤ

『リストランテASO』場所:代官山駅徒歩5分 緑豊かな代官山にある一軒家(昭和初期に建てられた洋館を改装)のレストラン イタリア料理としてミシュランの星がついたレストラントしては最高位(2つ星がついたのはここだけですから) ひらまつの株主フェアで利用したので、他と単純に比較できませんが、シェフ 阿曽達治による料理は美しくておいしかった 銀座の『アルジェント ASO』とどちらかを選べといわれたら、...
2008一つ星レストラン

[番外編] ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション/MICHELIN GUIDE ミシュラン ガイド東京 2008 一つ星レストラン/日本ミシュランタイヤ

『ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション』場所:恵比寿ガーデンプレイス ジョエル・ロブション氏が2004年、パリにオープンした同名のカジュアルフレンチレストランの日本第1号店 紫と黒が基調の落ち着いたレストラン レストラン内が禁煙なのに、待合場所を喫煙可にしているのは理解できない シャトーレストランなのだから、建物内を是非全面禁煙にしてください お肉の処理はすばらしかったが、魚料理を生臭いとを感...
2008年版 (2007年)

病める狐(上)(下)/ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫(2007.7.27発行)

ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第5位 舞台は、イングランド南西部の寒村 原題は「FOX EVIL」 2003年英国推理作家協会(Crime Writers' Association = CWA)ゴールド・ダガー(フィクション)/最優秀長篇賞(THE GOLD DAGGER)受賞作品 旧家の財産相続問題と流れ者(トラヴェラー)の一団による土地の不法占拠問題に周り...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

ビーチハウス/ジェイムズ・パタースン/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2003.5.20発行)

帰郷した見習いの弁護士ジャックは,弟ピーターの死亡を聞き、愕然とする。海辺に打ち上げられた弟を 警察は事故死として扱う---- 読みかけの本を外国のホテルに置き忘れたため、半月もの中断をしてしまった本 続きを読みたくてたまらなかった本書にまた会えました。 無理な設定をしている箇所がちょっと気になりますが、痛快な法廷もの(?)ミステリです。 ぜひお読みください。 2003年5月20日ヴィレッジブック...
番外編 日本の作家

[番外編]誰か Somebody/宮部 みゆき/光文社(2005.8.25発行)

宮部みゆきの作品にしては、感動の少なかったミステリ 持っていった海外ミステリと海外のホテルの図書館にあった本書を交換して、(このようなシステムになっていました。このシステムは、観光客のためというより、現地にいる日本人スタッフのためのようですが)読みました。 日本のミステリの中では、宮部みゆきさんは私の中で別格の扱いなのですが、たまにはちょっとはずれもあるのかな。 2005年8月25日光文社より発行...
2007海外ミステリ

市民ヴィンス/ジェス・ウォルター/ハヤカワ・ミステリ文庫(2006.12.15発行)

2006年度MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀長編賞受賞作品 闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第7位 主人公はドーナツ屋の主人 ヴィンス・キャムデン 裏稼業のカード偽造と麻薬の密売をやめられずにいた。ある日、何者かがヴィンスの命を狙い始めた----  過去に立ち向かい、どうやってこれからを生きていくかの物語 アメリカ探偵作家クラブは、まじめな話が好きなのでしょうか。 ...
評価: ☆☆☆☆☆

死の記憶/トマス・H. クック/文春文庫(1999.12.5発行)

1999年週刊文春ミステリベスト10(海外)第3位 9歳のスティーヴは、友達の家に遊びに行っていて、一家惨殺事件から生き残った  それから35年後---- 一家惨殺事件は、いったいなぜ起こったのか トマス・H. クックの過去の作品を読みたくなって、手にした作品 長編小説としては11作目 読み始めると止めれない魅力ある作品 この作家は本当にすごい ぜひお読みください 1999年12月5日文春文庫より...
2008二つ星レストラン

[番外編] 日本料理 菱沼/MICHELIN GUIDE ミシュラン ガイド東京 2008 二つ星レストラン/日本ミシュランタイヤ

『日本料理 菱沼』 場所:六本木駅から徒歩7分 六本木の雑踏から少し離れた静かな場所にあります 厨房が見えて、料理人菱沼孝之さんがすべてを作っているところがいい 但し、店全体で人手が足りなく、会計にも時間がかかりすぎます 3時間は見ないとコースが終わりませんが、それを上回る感じのよさかな 夕食 シェフのおすすめ おまかせ料理コース「菱沼」 12600円   ふぐコース(11月?3月) 15750...
歴史ミステリもの

緋色の記憶/トマス・H. クック/文春文庫(1998.3.10発行)

☆1997年度MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀長編賞受賞作品 ☆1998年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位 ミステリベストものの常連作家 過去の作品を読みたくなって、手にした作品 先を読まずにはいられなくなる構成のうまさに脱帽です。 舞台は1926年のボストン近郊の小さな町 姦通罪があったころのアメリカです 1998年3月10日文春文庫より発行 ...
2007海外ミステリ

真夜中に捨てられる靴/デイヴィッド・マレル/ランダムハウス講談社(2007.5.1)

闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第8位 表題を含む全8篇の短編集 著者は「ランボー」の原作者 表題の「真夜中に捨てられる靴」は、先を読まずにはいられないし、読み始めたら止まらない短編ミステリです。 サンタフェ市警に勤めるロメロ巡査は、通勤路の道路に落ちている靴に目を留める---- それ以外の作品には、同じ作家が書いたとは思えない、内容が異なるミステリ短編が集まっています ...
2008年版(早川書房)

治療島/セバスチャン・フィツェック/柏書房(2007.7.5発行)

ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第16位 ミステリベストものに一つしかランクインしなかったのがとても不可解と思える面白さ これほど先を読みたくなってしまうミステリに久しぶりに会えました 2006年夏に出版されるや、ドイツ・アマゾンで何週間にわたってベストアエラーランキング第1位を守り続けたとのこと ドイツでは映画化も決定している ドイツのミステリ書評オンラインマガ...
FBI捜査官もの

熱帯夜の狩人/リサ・ガードナー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2006.3.20発行)

FBIアカデミーの研修生キンバリー・クインシーとジョージア捜査局特別捜査官マック・マコーマックが主人公 日本での5冊目の作品 何よりも被害者の救援を最優先にして取り組む二人を応援しながら、一気に読んででしまいました。 リサ・ガードナーこの人から目を離せません。 2006年3月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ) より発行 ...
評価: ☆☆☆☆

グール/マイケル・スレイド/東京創元社(1993.4.30発行)

究極のサイコ・スリラーを書くために3人の犯罪研究の弁護士がユニットを組んで取り組んだ彼らの2番目の作品 複数の殺人鬼が現われ、ぶきみな殺人事件の連続 話があっちこっちに飛びすぎて、分かりにくくなっています。書く方は3人で、読む方は1人なのだから、もう少し工夫して欲しいと思いました。 この人たちの癖なのでしょうね。 とにかく残酷すぎるので、好き嫌いが出る作品です。デビュー作は「ヘッドハンター」(上)...