評価: ☆☆☆☆☆

穴 HOLES/ルイス・ サッカー/講談社文庫

アメリカらしいドリーム・ストリー たった一人の友達を思う気持ちが奇跡をもたらします。 あなたもきっと元気づけられます。 最後まであっという間に読み切ってしまいました。 1998年に刊行された本書は、1999年ニューベリー賞他多数の賞を受け、全米で350万部を超えるベストセラーとなった。 本書の主人公スタンリーのその後がわかる『道 ROAD』も是非読んでみるつもりです。 2006年12月15日講談社...
2006年

緋色の迷宮/トマス・H・クック/文春文庫(2006.9.10発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位 先を知りたくて、事件の結末を早く知りたくて、これほど続けて読みたくなるミステリーはありません。もったいなくて、本を置いて休憩するにも苦労しました。 自分の息子が幼女誘拐犯かもしれない。一旦疑い始めると---- この人の作品にはただただ脱帽です!!! 2006年バリー賞最優秀長篇賞受賞作品 2005年は『蜘蛛の巣のなかへ』で第10位 いつもランクイ...
2006年

奇術師の密室/リチャード・マシスン/扶桑社ミステリー(2006.7.29発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第7位 往年の名奇術師が植物人間となり、2代目の息子を廻る事件の一部始終を目撃して、それを語る形のミステリー 何しろ奇術師だけに、至る所に仕掛けがあり、何回もだまされてしまう。またまた、やられてしまったかと爽快な気分にさせられるミステリーです。 評価どおりの秀作です。 このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社でも第7位 闘うベス...
2006年

荒ぶる血/ジェイムズ・カルロス・ブレイク/文春文庫(2006.4.10発行)

このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社第3位 2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第10位 本書はジェイムズ・カルロス・ブレイクの第7長編 掛け値なしにおもしろい!!! 1913年のメキシコから物語は始まり、1936年が舞台となっている時代物ミステリー。 評価が高いのも頷ける作品です。 2006年4月10日文春文庫より発行 ...
2006年

クリスマス・プレゼント/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫(2005.12発行)

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 ジェフリー・ディーヴァーのミステリー短編16作品がつまったもの リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する表題の「クリスマス・プレゼント」もしっかりとプレゼントされています。 短編があまり好きでなかった私も、この作品集には脱帽です。どの短編がもっとも気にいるか。じっくりとジェフリー・ディーヴァーの世界をお楽しみください。 2006年文庫翻訳...
リーガル(法律・法廷)サスペンスもの

聖林ハリウッド殺人事件/D.W. バッファ/文春文庫(2006.11.10発行)

弁護士ジョーゼフ・アントネッリを主人公としたデビュー作『弁護』が高い評価を受け、シリーズ化の5作目です。第2作は『訴追』第3作は『審判』第4作は『遺産』 「宮部みゆき氏も大ファン、バッファのリーガル・ミステリ」と紹介されています。 リーガルサスペンスとして、主人公の活躍が十分ではなく、ちょっと残念な思いががしました。 何が真実なのか、最後まで読者にわかりにくかったように思います。 2006年11...
評価: ☆☆☆☆

パズル・パレス/ダン・ブラウン/角川書店(2006.4.4)

『ダ・ヴィンチ・コード』でその名をはせたダン・ブラウンの作家デビュー作 1998年の作品 日本では2006年4月5日角川書店より発行 訳者あとがきの中で「全世界的通信傍受システム”エシュロン”が公になったのは、この作品の刊行よりずっと後の2001年である」と紹介されている。 誰が敵で誰が味方か最後の方まで分からない構成と展開の早さに巻き込まれてしまいます。 ちょっと同じ手を使いすぎる嫌いがあるかも...
評価: ☆☆☆☆☆

ザ・ポエット/マイクル・コナリー/扶桑社ミステリー(1997.10.30発行)

1997年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 想像を絶する殺人事件を追う新聞記者ジャック・マカヴォイが主人公。 作者自身が10年以上記者として活躍した経歴があり、警察やFBIの捜査に新聞記者がオブザーバーとして参加できるという記者にとっては夢のような設定をした作品 1997年10月30日扶桑社より発行 ...
女性刑事(捜査官)もの

蒼い闇に抱かれて/イローナ・ハウス/文春文庫

アメリカのメリーランド州ボルティモア市警殺人課の女性刑事ケイ・デラニーの活躍を描くシリーズ第1弾 最後まで一気に読み切ってしまいました。ロマンス小説を7作発表後ミステリー作家に転向しただけあって、ミステリーとロマンスとを同時に楽しめる作品です。 文藝春秋より2006年8月発行 ...
評価: ☆☆☆

チェイシング・リリー/マイクル・コナリー/早川書房

ハリーボッシュシリーズの8作目と9作目の間の単発作品 天才科学者のヘンリー・ピアスが主人公 自分が陥れられた罠に気がつき、自らを救うために事件の解決に挑んでいく作品です。 私個人としてはハリーボッシュシリーズのほうが読んでいて楽しかった。あなたはどうでしょうか。 ...
2005年版 (2004年)

このミステリーがすごい!2005年度版(2004年)ベスト20 宝島社<海外>

このミステリーがすごい!〈2005年版〉 宝島社 (2004.12.22出版) 第1位 『荊の城 上・下』/サラ・ウォーターズ/創元推理文庫       第2位 『魔術師(イリュージョニスト)』/ジェフリ・ワイルズ・ディーヴァー/文藝春秋    第3位 『ワイオミングの惨劇』/トレヴェニアン/新潮文庫 第4位 『ダ・ヴィンチ・コード(上)(下)』/ダン・ブラウン/角川書店     第4位 『ファイ...
臨床心理医など医師もの

容疑者〈上〉〈下〉/マイケル ロボサム/集英社文庫

主人公は、ロンドンにオフィスを構える42歳の臨床心理士ジョーゼフ 警察の捜査に協力していくうちに次第に事件の渦中に巻き込まれていきます。 作家のマイケル ロボサムは、ゴーストライターとして自伝10作を手がけ、初の小説である本書を書いた。本書は既に十数カ国語に翻訳され、30カ国以上で刊行されているミステリーとして評価の高い作品です。 あっという間に最後まで読んでしまいました。登場人物達にもとても惹か...
男性刑事(捜査官)もの

剥がされた皮膚―マンチェスター警察殺人課ファイル/クリス・シムズ /小学館文庫

主人公はマンチェスター警察のジョン・スパイサー警部  休日にはラグビーチームで活躍する正義感の強い警部が、上司の主任警部から嫌がらせを受けながら、大学出の幹部候補生リック・サヴィルと組まされて連続する猟奇殺人犯の捜査に当たります。 本書はジョン・スパイサー警部のシリーズ第2作 第1作は本邦未訳です 2006年12月1日小学館文庫より発行 次作(シリーズ第3作)は小学館文庫より出版の予定とのことなの...
評価: ☆☆☆☆

最後の喝采/ロバート・ゴダード/講談社文庫(2006.1.15発行)

舞台俳優・トビーは地方巡業先で、離婚訴訟中の妻から助けを求められた。正体不明の男に見張られているので、何者か探り出して追い払って欲しいというものだった--- 物語の舞台はイギリスのブライトン ロバート・ゴダードの16作目(?)の作品 2006年1月15日講談社文庫より発行 ...
評価: ☆☆☆☆☆

震える熱帯/ボブ・モリス/講談社文庫(2006.11.16発行)

またまたフロリダから全く新しいタイプのヒーローの誕生 2005年アメリカMWA賞処女長編部門候補作となったサスペンス フロリダからは多くの作家が誕生していますが、自然に恵まれているからなのでしょうか。 是非一度お読みください。フロリダの空のように爽快な気分になれます。 アメリカでは2005年既に第2作を発表 来年には第3作の刊行予定だそうです。 何れも本書のヒーロー 元アメフト選手のザック・チェイ...