評価: ☆☆

影の王国/アラン・ファースト/講談社文庫

アラン・ファーストは、1941年ニューヨーク、マンハッタン生まれ。 本書の『影の王国』で、2001年のハメット賞に輝く 2005年8月15日講談社文庫より発行 歴史小説です。これは決してミステリ?ではありません。 小説としては面白かったのですが、評価はミステリーものではないため低くなりました。 世界中が第二次世界大戦に向かおうとしている大きな流れの中で、何とかナチスを 歴史の流れを変えようとした人...
評価: ☆☆☆☆

神は銃弾/ボストン テラン/文春文庫(2001.9.10発行)

☆2000年英国推理作家協会最優秀処女長篇賞受賞作品 ☆このミステリーがすごい!2001年度版(2002年)宝島社第1位 ☆2001年週間文春ミステリーベストテン第7位 すさまじい作品です。 主人公は元カルト集団のメンバーで、更正した女性患者のケイス・ハーディン 脇役にカルフォルニア州保安官事務所のボブ・ハイタワー カルト集団に奪われた娘を救うため2人の死闘が始まります。 ボストン テランは、アメ...
2005年

獣たちの庭園/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫

2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第5位 文庫本の裏表紙に『「どんでん返し職人」ディーヴァーが初めて挑んだ歴史サスペンス』と紹介されています。 ドイツのナチス台頭時代 ナチス高官の暗殺を命じられたニューヨークの殺し屋 ベルリンオリンピックの選手団とともにドイツに入国します。 ドイツのナチスが台頭してきた時代に人々はどう生きたのか。どうナチスと闘ったのか。 日本にもあったこのような時代の中...
2002年

サイレント・ジョー/T.ジェファーソン パーカー/ハヤカワ・ノヴェルズ(2002.10.15発行)

この本を読むのは2回目です。2回目もまた楽しめました。 2002年の評価が高いのがよくわかります。 家族とはなにか・人間とはなにか。このミステリ?は真剣に読む人に問いかけてきます。 2002年週間文春ミステリーベストテン第1位 このミステリーがすごい!2003年度版(2002年)宝島社第2位 闘うベストテン2002(ミステリーチャンネル)第3位 2002年10月15日早川書房より発行 文庫版は20...
FBI捜査官もの

鉄槌/ポール・リンゼイ/講談社文庫(2005.7.15発行)

FBI捜査官物を描き続けるポール・リンゼイの第5作 新たな主人公はFBI捜査官のジャック・キンケイド FBIは、ポール・リンゼイが描くように出世主義に毒され、官僚主義がはびこる問題だらけの組織に成り果ててしまったのでしょうか。 そんな組織の中でも、犯人逮捕に全力を尽くすFBI捜査官たちのすばらしい活躍と友情の物語をお楽しみください。 作家のFBI捜査官に対する深い思い入れが良くわかる作品です。 2...
評価: ☆☆☆☆☆

青い虚空/ジェフリー ディーヴァー/文春文庫

刑務所に収監されたコンピューター・ハッカーが主人公の息もつけない物語 642ページを一気に読み切ってしまいました。 リンカーン・ライムのシリ?ズよりシリ?ズ物でないため、先の展開がさらに読みにくく、どうなるのか全く予想ができませんでした。 2002年11月10日文藝文庫より発行 ...
評価: ☆☆☆☆

罪/カーリン・アルヴテーゲン/小学館文庫(2005.6.1発行)

北欧ミステリ?界の女王:カーリング・アルヴテーゲンのデビュー作 主人公を応援して、あっという間に読み切ってしまいました。人間をもう一度信じてみよう、そんなふうに思える素敵なミステリーです。 「能力を信じてくれることが‐‐‐‐‐‐‐‐扉を開けた」と本文にあります。 人との関係がなければ生きられないこと・自分を信じなければ何もできないことを、本書は主人公を通して教えてくれます。 訳者あとがきのなかで、...
「もしもの世界」でのミステリ(SFミステリ)もの

サイレント・アイズ (上)(下)/ディーン・クーンツ/講談社文庫(2005.7.15)

この小説をどんな分野のどういう物語として紹介したらよいのでしょうか。 本の裏書きには、「1ページ先は予測不能の傑作」と紹介されています。 読み始めると止まりません。読み終わって、さわやかに気持ちでいっぱいになると思います。どこまでさわやかになれるかは、あなたの生き方次第ではないでしょうか。 もう一度この物語に登場する人物になんとか逢いたいと思うのはわたしだけでないはずです。 ちょっと変わったミステ...
2004年版 (2003年)

このミステリーがすごい!2004年度版(2003年)ベスト10宝島社<海外>

第1位 半身/サラ・ウォーターズ/創元推理文庫 第2位 捕虜収容所の死/マイケル・ギルバート/創元推理文庫 第3位 魔女は夜ささやく(上)(下)/ロバート・R・マキャモン/文藝春秋 第4位 サイレント・ゲーム(上)(下)/リチャード・ノース・パタースン/新潮社 第5位 鉤(かぎ)/ドナルド・E・ウェストレイク/文春文庫 第6位 ダークライン/ジョー・R・ランズデール/早川書房 第7位 ボストン 沈...
2003年

石の猿/ジェフリー ディーヴァー/文芸春秋(2003.5.30発行)

四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第4作 2003年週刊文春ミステリベスト10(海外)第5位 このミステリーがすごい!2004年度版(2003年)ベスト10宝島社第20位 今回は中国の密航組織・蛇頭との闘いです。 最初から疑問に思っていたことに対する回答が最後にやっと明かされます。 この疑問を抱かないようでは、ミステリーファンとしては失格です。あなたは気がつきましたか。 ジェフリ...
女性刑事(捜査官)もの

エンプティー・チェア/ジェフリー・ディーヴァー/文芸春秋(2001.10.15発行)

四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」とアメリア・サックスのシリーズ第3作 2001年週刊文春ミステリベスト10(海外)第3位 このミステリーがすごい!2002年度版(2001年)ベスト10宝島社第11位 シリーズ第3作もミステリーファンの期待を裏切りません。 ニューヨークを離れたリンカーン・ライムチームはどんな活躍を見せるのか。それは、読んでからのお楽しみです。 このシリーズを続けて読むと体...
女性刑事(捜査官)もの

コフィン・ダンサー〈上〉〈下〉/ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫(2004.10.10発行)

四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第2作 先を読みたい気持ちと読み終わってしまったら楽しみがなくなってしまうので読まずにとっておきたい気持ちがぶつかってしまう本です。 2000年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位 このミステリーがすごい!2001年版(2000年)ベスト20 宝島社でも第10位 棺の前で女と踊る死神の刺青があることしかわからない凄腕の殺し屋・コフィン・ダンサー...
2003年

サイレント・ゲーム/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2005.11.1発行)

このミステリーがすごい!2004年度版(2003年)ベスト20宝島社第4位 法廷ミステリの傑作です。読むのは2度目なのに、また夢中になってしまいました。 主人公は辣腕の刑事弁護士トニー・ロード  高校時代にライバル高との試合の後、真剣に付き合っているガールフレンドのアリスン・テイラーと結ばれた。親に交際を反対されていて、門限を気にする彼女は一度家に戻り、また抜け出して15分後に会う約束をしたが--...
女性刑事(捜査官)もの

ボーン・コレクター〈上〉〈下〉/ジェフリー ディーヴァー/文春文庫(2003.5.10発行)

1999年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位 四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第1作 デンゼル・ワシントン主演で制作された映画が各国でヒット 私は本より先に映画を見ました。それでも本書は面白い。読み始めたら止まりません。 次から次に、第5作までノンストップで読みたくなってしまいます。 ジェフリー ディーヴァーは、1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学卒業後、ニューヨークのフォ...
ノンフィクションもの

真相(上)(下)―“切り裂きジャック”は誰なのか?/パトリシア・コーンウェル/講談社文庫(2005.6.15発行)

「検視官」シリーズのパトリシア・コーンウェルの新たな分野 本書は2003年1月に刊行された単行本「切り裂きジャック」を改題し、上下巻に分冊、2005年6月15日に文庫として発行されたものです。 切り裂きジャック事件の真相に現在の科学が挑む形を取っています。訴訟社会のアメリカで実名で犯人を指名したその勇気にびっくりしますが(最も子孫が誰も残っていない)、その科学的根拠を示していきます。 ミステリー...