評価: ☆☆☆☆

20年目のクラスメート/メアリ・ヒギンズ クラーク/新潮文庫

メアリ・ヒギンズ クラークは、1929年ニューヨーク生れ。『子供たちはどこにいる』でベストセラー作家 20年目のクラス会で表彰された社会的成功者・数人の中に連続殺人の凶悪犯人がいる。いったい犯人は誰なのか。ほんの限られた中から犯人を当てるタイプの推理小説です。 このタイプの推理小説が好きな方は是非お読みください。 2006年4月新潮文庫より発行 ...
2004年

2004年週刊文春ミステリベスト10(海外)

週刊文春年末恒例企画傑作ミステリベストテン 2004年 海外 ランキングの対象は発行日が2003年11月16日から2004年11月15日までの本です。 第1位 『ダ・ヴィンチ・コード(上)(下)』/ダン・ブラウン/角川書店 第2位 『荊の城 上・下』/サラ・ウォーターズ/創元推理文庫    第3位 『魔術師(イリュージョニスト)』/ジェフリ・ワイルズ・ディーヴァー/文藝春秋...
殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの

雨の罠/バリー・アイスラー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2006.6.20発行)

父親が日本人・母親がアメリカ人の孤高の暗殺者ジョン・レインが活躍するサスペンスの第3作 ブラジルに潜伏していたジョン・レインは、CIAの東京支局に居所を突き止められ、大物武器商人のアシール・ベルハジを自然死に見せかけて殺害する仕事を依頼される。 心優しい(?)殺し屋は、いったいどこへ行くのか。 2006年6月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)より発行 ...
殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの

雨の影/バリー・アイスラー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2004.1.20発行)

世界中で絶賛された『雨の牙』につづき、父親が日本人・母親がアメリカ人の孤高の暗殺者ジョン・レインが活躍するサスペンス第2作 腐敗した日本の改革に一人挑む警察庁の部長タツの依頼を受けて、レインは暗殺の仕事を引き受ける。 2004年1月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)より発行 ...
殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの

雨の牙/バリー・アイスラー/ソニーマガジンズ

バリー・アイスラーは、1989年、コーネル・ロー・スクールを卒業。三年ほど日本で暮らした経験がある。2005年に、自分がかつてCIAに勤務していたことを公表し、話題となった。本書『雨の牙』でデビュー ソニーマガジンズより、2002年1月19日発行 父親が日本人・母親がアメリカ人で、政治がらみの暗殺を手がけてきた殺し屋ジョン・レインが主人公。 事故死・自然死に見せかける暗殺の第一人者。 ある夜、彼は...
女性探偵V・I・ウォーショースキー シリーズ

ウィンディ・ストリート/サラ・パレツキー/早川書房(2006.6.15発行)

女性探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ第12作 VIC FAN CLUB(ヴィク・ファン・クラブ)の新作告知ニュースに「母校の恩師が病に倒れ、替わりに女子バスケットボールのコーチを引き受けたヴィク。選手の母が勤める町工場へのいやがらせ行為の調査を始めたことから、弱者を搾取する巨大企業と対決する羽目に。」と紹介されています。 今度はどんな活躍を見せるのか。それは読んでからのお楽しみです。 また...
女性探偵V・I・ウォーショースキー シリーズ

ブラック・リスト/サラ・パレツキー/早川書房(2004.9.23発行)

2004年英国推理作家協会(CWA)最優秀長篇賞(THE GOLD DAGGER)受賞作品 女性探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ第11作 謎解きよりも根性ある女性探偵V・I・ウォーショースキーの人間関係・交友関係に没頭してしまう シリーズです。 2004年9月23日早川書房より発行 ...
女性私立探偵もの

手袋の中の手/ レックス・スタウト/ハヤカワ・ミステリ

1975年に亡くなった巨匠レックス・スタウトが生み出した女性探偵ドル・ボナーが活躍する作品 早川書房より2006年4月15日発行 解説の中で「この女性探偵は時代に先行しすぎたのか、当時???人気は得られませんでした。」とあります。 現在なら人気の女性探偵シリーズになっていたことでしょう。作家が既に亡くなっているのがとても残念です。 ...
歴史ミステリもの

天使の鬱屈/アンドリュー テイラー/ 講談社文庫(2006.2.15発行)

3連作の第3作目 (第1作『天使の遊戯』第2作『天使の背徳』) 第1作が出たのが2004年の2月 3作目までこんなに時間がかかっては忘れてしまいます。 講談社さん、こんなに時間がかかる理由を教えてください。 他の出版社が3部作を1月おきに出版したのをみても何か工夫が必要だと思います。 本の感想に「解説には単独でも楽しめる作品との言がありましたが、 意味深長な流れと裏腹に、実際の謎解きはあっさり終...
男性刑事(捜査官)もの

悪魔のヴァイオリン/ ジュール グラッセ/ハヤカワ・ミステリ(2006.1.6発行)

作家のジュール グラッセは、本業は医師という以外プロフィールは公表されていません 本書がデビュー作 2005年度パリ警視庁賞の受賞 本の裏書きに「人情派刑事メルシエ警視、パリの街を走る!」とあります 翻訳がかなり気になるところがあります 人情派刑事メルシエ警視の活躍にまた是非あいたいと思います 気軽に楽しく読めるミステリーです 2006年1月6日ハヤカワ・ミステリより発行 ...
女性検事もの

報復ふたたび/ジリアン ホフマン/ヴィレッジブックス(ソニー・マガジンズ)(2005.11.10発行)

衝撃のデビュー作『報復』(日本で45万部以上のベストセラー)の続編 第2作 初めてのかたは是非第1作からお読みください。 原題は「Last Witness」 続編である本書も更に続くことが予想される終わり方です。 事件の全体の解明に、作者は読者をどこまで引っ張っていくつもりでしょうか。 本書は犯人を推理するタイプのミステリーではありません。 司法とは何か・正義とは何か。 検事補と一緒にその世界に飛...
男性刑事(捜査官)もの

血と肉を分けた者/ジョン・ ハーヴェイ/講談社文庫(2006.5.15発行)

本書はCWA賞(英国推理作家協会賞)のシルバー・ダガー賞を受賞 作品の底を流れる人間に対する温かい眼と厳しい現実の世界の恐ろしさ 父と娘の絆・傷ついた者同士の恋の行方 いくつもの課題を残したままで第2作へと続いていくのでしょうか。 第2作以降の迅速な翻訳を是非お願いいたします。 ジョン・ ハーヴェイは、チャリー・レズニック警部シリーズ(全10作)でよく知られている作家 本書はフランク・エルダー元警...
女性探偵V・I・ウォーショースキー シリーズ

ビター・メモリー(上)(下)/サラ・パレツキー/ハヤカワミステリー文庫(2006.5.9発行)

女性探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ第10作 このシリーズ第1作『サマータイム・ブルース』(1982年)を夢中で読んだ記憶があります。 “女性私立探偵小説”の一大奔流を築いたサラ・パラツキー。日本にファンクラブまであります。 1995年の英国推理作家協会(CWA)賞シルヴァー・ダガー賞(『ダウンタウン・シスター』) 2002年の同賞ダイヤモンド・ダガー賞 2004年には『ブラック・リスト』...
臨床心理医など医師もの

マーダー・プラン(上)(下) 臨床心理医アレックス/ジョナサン・ケラーマン/講談社文庫(2006.3.15発行)

臨床心理医アレックスを主人公とするシリーズ第14作 下巻の百ページを過ぎてもほとんど展開がない。 撒き餌をまきすぎて、釣り糸をたらすのを忘れたような作品。 シリーズものでは時々こういった失敗作がでるのかな。前の『モンスター』は面白かった 記憶があるのに。 その記憶が間違いと思えるほどの駄作です。 2006年3月15日講談社文庫より発行 ...
女性探偵V・I・ウォーショースキー シリーズ

ハード・タイム/サラ・パレツキー/ハヤカワミステリ文庫(2004.8.15発行)

女性探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ第9作 女性探偵ものを読んでみたい方にはこのシリーズを推薦します。 自らの危険を全く顧みず、がんばってがんばって事件の究明にまっしぐらの姿勢。 正義を貫こうとする意思の強さ。 女性探偵V・I・ウォーショースキーを心から応援して読んでいく本です。 2004年8月15日ハヤカワミステリ文庫より発行 ...