海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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ラジオ・キラー/セバスチャン・フイツェック/柏書房(2008.1.10発行)

      2016/01/01

通勤電車の中で最初のページを開いたとたんに夢中になった。降りる駅を通り過ぎちゃった。

先が気になって夜眠れなくなった、そんなミステリ。

絶対に2008年のミステリベストテンにランクインします。

☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第15位にラクインしました

ベルリンのラジオ局が人質を取った男ヤンに占拠された。ヤンの要求は–

ベルリン警察の交渉人で犯罪心理学者のイーラ・ザミーンが呼び出された–

この作家は本当にすごい!!! ファン待望の第3作も『前世療法』既に5月21日発行されています。

第1作の『治療島』もぜひお読みください。どちらから先に読んでも大丈夫です。こちらは、ミステリが読みたい2008年版 ベスト・ミステリ2007(早川書房)第16位になっています。

ちなみに本書は、2007年4月にドイツで発売されると、『治療島』と同様ベストセラーとなり、すでに6カ国での出版と映画化が決まっている(2007年10月末現在)そうです。

2008年1月10日柏書房より発行

第1作の『治療島』 2007年7月5日柏書房より発行
☆ミステリが読みたい2008年版 ベスト・ミステリ2007(早川書房)第16位

最新作 『前世療法』 2008年5月21日柏書房より発行

 - 2009年版 (2008年), 女性刑事(捜査官)もの, 女性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの, 評価: ☆☆☆☆☆