海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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緋色の迷宮/トマス・H・クック/文春文庫(2006.9.10発行)

   

2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位
先を知りたくて、事件の結末を早く知りたくて、これほど続けて読みたくなるミステリーはありません。もったいなくて、本を置いて休憩するにも苦労しました。
自分の息子が幼女誘拐犯かもしれない。一旦疑い始めると—-
この人の作品にはただただ脱帽です!!!
2006年バリー賞最優秀長篇賞受賞作品
2005年は『蜘蛛の巣のなかへ』で第10位 いつもランクインする評価の高さが読書の楽しみを保証しています。
このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社<海外>でも第12位
2006年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第9位
2006年9月10日文春文庫より発行

 - 2006年, 2006年文庫, 2007年版 (2006年), 評価: ☆☆☆☆☆