海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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生贄たちの狂宴(上)(下)/デヴィッド・ヒューソン/ランダムハウス講談社(2007.4.1発行)

   

また、必読の刑事ものシリーズができてしまいました。
イギリスの作家がイタリア・ローマを舞台に描く警察小説です。
ローマ市警の刑事ニック・コスタのシリーズ第2作 
主人公以上に活躍する病理学者のテレサ・ルポ、ニックのパートナージャンニ・ペローニ、ニックの上司レオ・ファルコーネ警部 彼らからも目が離せません。
アメリカの観光客が金属探知機を使って盗掘を行い、古代の胸像を掘り当てたとおもった——
これが事件の始まりだった。
このシリーズは本国では既に5作まで発行されています。
なお、第1作は『死者の季節
2007年4月1日ランダムハウス講談社より発行


シリーズ第1作『死者の季節(上)(下)』

 - ローマ市警の刑事ニック・コスタ シリーズ, 女性検死官(解剖学者・法人類学者・科学者等)もの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆