ブラック・リスト-極秘抹殺指令-(上)(下)/ブラッド・ソー/SB文庫(2014.3.25発行)
ドラマ「ブラックリスト」とは違います。痛快なスパイアクション。
『米ベストセラー作家ブラッド・ソーの最新作
国家安全保障局(NSA)のスキャンダルを予言した戦慄のスリラー!
「ブラッド・ソーの作品は、まるで明日の朝刊のトップ記事を読むようだ! 」
――ダン・ブラウン』と紹介されています。
民間情報組織カールトン・グループに所属するハーヴァスは、パリにある味方の隠れ家に着いたとたん、激しい銃撃に見舞われ、同僚を撃たれた—-
国家による国民に対する情報収集にどう制限を加えるのか、その乱用をどう防止するのか、この作品はその必要性を強く訴えています。
インターネットで買い物や商品を見ただけで、次からそれに関連する商品の表示がどこからともなく現われることは、皆さん経験があると思います。自分の情報がネットと通じて流れているんですね。これっていいのかな。
しかし、インターネットのない世の中はもう考えられません。
恐ろしい管理社会にならないよう、ハーヴァスのような正義の味方が戦い続けることが必要です。
2014年3月25日SB文庫より発行 原題は「BLACK LIST」
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ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの, 冒険アクションもの, 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 評価: ☆☆☆☆☆