海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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悠久の窓(上) (下) /ロバート・ゴダード/講談社文庫(2005.3.15発行)

   

ロバート・ゴダードは、1954年英国生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学び、公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』(創元推理文庫)が絶賛された。現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を次々と世に問うベストセラー作家に
本書の解説者は「やっぱりロバート・ゴダードは面白い。」と一言
老父が1人で暮らしている家を買い取りたい―物語はここから始まります。ゴダードが放つ歴史ミステリーを是非お読みください。
この人の作品は、面白いとは思うのですが、個人的には感覚が微妙に合わない。いつも構えながら読んでしまいます。それでも、今まで読んだこの作家の作品の中では、最も惹きつけられました。
ただ、後半の謎解き部分が、「えっ!これで終わりなの」と思うほど、私にはもの足りませんでした。
2005年3月15日講談社文庫より発行

 - 歴史ミステリもの, 評価: ☆☆☆