容疑者〈上〉〈下〉/マイケル ロボサム/集英社文庫
主人公は、ロンドンにオフィスを構える42歳の臨床心理士ジョーゼフ 警察の捜査に協力していくうちに次第に事件の渦中に巻き込まれていきます。
作家のマイケル ロボサムは、ゴーストライターとして自伝10作を手がけ、初の小説である本書を書いた。本書は既に十数カ国語に翻訳され、30カ国以上で刊行されているミステリーとして評価の高い作品です。
あっという間に最後まで読んでしまいました。登場人物達にもとても惹かれる作品です。
2005年に続編が刊行され、第3作も刊行予定とのこと。
訳者あとがきの中で「作品の脇役として登場した人物を次の作品の主役にするスタイルに挑戦し続けたいと語っている」と紹介されています。道理で脇役達も興味深いのですね。
是非お読みください。
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臨床心理医など医師もの, 評価: ☆☆☆☆