列車にご用心/エドマンド・クリスピン/論創社(2013.3.25発行)
☆本格ミステリ・ベスト10海外2014探偵小説研究会(原書房)(2013年)第1位
☆このミステリーがすごい!2014年版(2013年)ベスト20宝島社第12位
☆2013年週刊文春ミステリベスト10(海外)第14位
1978年に58歳の若さで亡くなったエドマンド・クリスピン16の短編集。
そのうち14の作品には、オックスフォード大学教授のジャーヴァス・フェンが探偵役として登場している。
読みにくくて挫折しました。
アマゾンのレビューで星一つの方「推理のフェアさを担保する論理も常識も両方無い。」を全面的に支持いたします。
評価の高い方たちがどこが良いと考えているのか、私にはさっぱりわかりません。
2013年3月25日論創社より発行 原題は「BE WARE THE TRAINNS」
<16の短編>
1 列車に御用心 (Beware of the Trains)
2 苦悩するハンブルビー (Humbleby Agonistes)
3 エドガー・フォーリーの水難 (The Drowning of Edgar Foley)
4 人生に涙あり (“Lacrimae Rerum”)
5 門にいた人々 (Within the Gates)
6 三人の親族 (Abhorred Shears)
7 小さな部屋 (The Little Room)
8 高速発射 (Express Delivery)
9 ペンキ缶 (A Pot of Paint)
10 すばしこい茶色の狐 (The Quick Brown Fox)
11 喪には黒 (Black for a Funeral)
12 窓の名前 (The Name on the Window)
13 金の純度 (The Golden Mean)
14 ここではないどこかで (Overwhere)
15 決め手 (The Evidence for the Crown)
16 デッドロック (Deadlock)
関連
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2013年 , 2014(2013年) , 2014年版(2013年) , 短編集もの , 評価: ☆☆
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