シティ・オブ・タイニー・ライツ/パトリック・ニート/早川書房(2006.1.31発行)
2007年MWA賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀ペーパーバック賞(BEST PAPERBACK ORIGINAL)ノミネート作品
舞台はロンドン 主人公の私立探偵トミー・アクタルはパキスタン人の父とインド人の母を持つイギリス国民 ロンドンの裏街で探偵を営む
受けた依頼内容は黒人の娼婦メロディ・チェイスから行方不明になったルームメイトの娼婦仲間を捜して欲しいというものだった——
本書発売二週間後にロンドンで大規模テロが発生し、その予言的内容が話題を呼んだそうです。
クリケットの試合のエピソードが頻繁に出てきますし、ロンドンの移民社会が辛辣ですがユーモアたっぷりに描かれています。
2006年1月31日早川書房より発行
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男性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆☆