海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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雨の牙/バリー・アイスラー/ソニーマガジンズ

   

バリー・アイスラーは、1989年、コーネル・ロー・スクールを卒業。三年ほど日本で暮らした経験がある。2005年に、自分がかつてCIAに勤務していたことを公表し、話題となった。本書『雨の牙』でデビュー
ソニーマガジンズより、2002年1月19日発行
父親が日本人・母親がアメリカ人で、政治がらみの暗殺を手がけてきた殺し屋ジョン・レインが主人公。
事故死・自然死に見せかける暗殺の第一人者。
ある夜、彼はピアニストみどりと出会い、心を引かれる。彼女はレインが山手線で暗殺した男の娘だった。
日本人が書いたとしか思えないほどの日本通。
非情になりきれない殺し屋がいったいどこから生まれ、どこへ行くのか。
3冊をあっという間に読みきってしまいました。

 - 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの, 評価: ☆☆☆☆