海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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野獣の血/ジョー・ゴアズ/角川文庫(1985.7.25発行)

   

1970年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀処女長編賞受賞
テーマはアメリカらしく法律の網を逃れた悪人に対する個人的復讐
実生活でも私立探偵をしていたジョー・ゴアズに敬意を表して、敢えて私立探偵のジャンルに分類しました。
原題は(A Time for Predators) (1969) ☆Predator 捕食動物; 略奪するもの; 略奪者; 他人を食いものにする人の意
<作品リスト>
本書『野獣の血』 A Time for Predators (1969)
マンハンター』 Interface (1974)
ハメット』 Hammett(1975)
狙撃の理由』 Wolf Time (1988)
裏切りの朝』 Come Morning (1986)
脅える暗殺者』 Menoced Assassin (1994)
路上の事件』 Cases ※このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社第6位
ダニエル・カーニー探偵事務所シリーズ
死の蒸発』 Dead Skip (1972)
赤いキャデラック』 Final Notice (1973)
目撃者失踪』 Gone, No Forwarding (1978)
32台のキャディラック』 32 Cadillacs (1992)
1985年7月25日角川文庫より発行

 - 男性私立探偵もの, 評価: ☆☆☆☆