海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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闇に浮かぶ牛 ミネアポリス警察署殺人課シリーズ/P.J.トレイシー/集英社文庫(2008.5.25発行)

   

天使が震える夜明け』『沈黙の虫たち 』に続くミネアポリス警察署殺人課シリーズ待望の第3作
原題は「DEAD RUN」
このシリーズは、副題とは異なりコンピューター・ソフト開発グループ<モンキーレンチ>のメンバーたちが主役ですね。
今回の舞台は、ウィスコンシン州北部の無線も携帯電話もつながらない森林地帯の僻地です。
母と娘のチームの作家が送る、女性たちが大活躍する超娯楽小説を、あなたもお楽しみ下さい。
初めての方は必ず第1作からお読みください。
年内に集英社文庫から次作(第4作)が出版される予定だそうです。楽しみですね!!
2008年5月25日集英社文庫より発行

第1作 『天使が震える夜明け』 2004年アンソニー賞・バリー賞・ガムシュー賞・ミネソタ文学賞最優秀新人長編賞を連続受賞

第2作 『沈黙の虫たち

 - ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの, ミネアポリス警察署殺人課シリーズ, ラブ(ロマンス)サスペンス, 女性刑事(捜査官)もの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆