海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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死者の季節(上)(下)/デヴィッド・ヒューソン/ランダムハウス講談社(2006.10.1発行)

   

主人公は男性・若くて、楽天的で、世間知らずで、しかもベジタリアンの刑事 ローマ市警の刑事ニック・コスタのシリーズ第1作 
イタリア・ローマとヴァチカンを舞台に描く警察ミステリです。
ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』と設定がやや似ているため、いらぬ詮索もあったようですが、両者の出版時期はわずか3日しかずれていません。
ヴァチカン図書館の閲覧室で写本を研究している女性の元に男がやってきた。銃を片手に、男が袋から取り出したのは人間の生皮だった—-
シリーズ第2作『生贄たちの狂宴(上)(下)』(2007.4.1)まで 発行されています。
出来ればこの第1作からお読みください。
2006年10月1日ランダムハウス講談社より発行


参考までに映画化までされた超ベストセラーの『ダ・ヴィンチ・コード

 - ローマ市警の刑事ニック・コスタ シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆