海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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埋葬 ミネアポリス警察署殺人課シリーズ/P.J.トレイシー/集英社文庫(2009.4.25発行)

   

待望のシリーズ第4作 
プロローグは若い二人の女性が男性の死体を引きずっているところから始まる。
是非第1作からお読みください。とりこになって、一気に第4作まで読むことを請け負います。
典型的な警察ものとは異なり、女性のために母と娘の作家チームが描いた警察シリーズの異色サスペンスです。
今回は刑事たちが主役ですが、いつもの通りコンピューター・ソフト開発グループ<モンキーレンチ>のメンバーたちも彼らと協力して事件の解決に挑みます。
次作も早く読みたい!!!
2009年4月25日集英社文庫より発行

第1作 『天使が震える夜明け』 2004年アンソニー賞・バリー賞・ガムシュー賞・ミネソタ文学賞最優秀新人長編賞受賞作品

第2作 『沈黙の虫たち

第3作 『闇に浮かぶ牛 ミネアポリス警察署殺人課シリーズ』

 - ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの, ミネアポリス警察署殺人課シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆