迷宮の淵から/ヴァル・バクダーミド/集英社文庫(2012.6.30発行)
☆ヴァル・バクダーミド:2010年ミステリー界への貢献を称える(生涯を通して犯罪小説の発展に功績のあった作家に授ける)CWAダイヤモンド・ダガー賞受賞作家
女性作家が母方の祖父母の思い出に捧げる出身地スコットランド東部ファイフを舞台にしたミステリ
主人公は未解決事件再捜査班を率いるカレン・ピーリー女性警部補
子供の治療のため、22年半目に姿を消した父親を捜して欲しいとの依頼が受付からまわってきた—-
謎が謎を呼び、先を読まずにはいられなくなる。
その謎を一つ一つ丁寧にといてくれる優れたミステリ。
気に入らなく、かつ納得出来なかったのは最後からの二つ目の事件。
こんなことで殺人事件が起きてしまうのでしょうか。納得できません。違う結末を私が望んだからでしょうか。 是非読んだ方のご意見をお聞かせください。
2012年6月30日集英社文庫より発行 原題は「A DARKER DOMAIN」(2012年)
<作家紹介>
スコットランド東部ファイフのカークカルディ(英語版)出身。
地元の公立カークカルディ高校卒業後、オックスフォード大学セント・ヒルダ・カレッジで学ぶ。卒業後はジャーナリストとなり、劇作家だった時期もある。
(作家紹介についてはWikipediaより抜粋)
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女性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆