お菓子の家/カーリン・イェルハルドセン/創元推理文庫(2013.6.14発行)
スウェーデン・ハンマルビー署のコニー・ショーベリ警視シリーズ第一弾
(3部作の第1作。その後シリーズは第6作まで既刊)
1968年幼稚園帰りの6歳の子供たちの集団いじめから物語は始まる。
大腿骨骨折による入院生活の後、孤独な老婦人が自宅にもどると彼女を待っていたのは、見知らぬ床の上の死人だった—
コニー・ショーベリの班のメンバーたちが捜査に当たり事件を解決していく警察もの。
嫌な上司や無能な上司は全く出てきません。
班のメンバーの私生活の描写が多く、ミステリの進行はどこに行ったのと言いたくなるほど。
メンバーたちがどうなるのか、ぜひとも次作を読まなくてはと思います。
2013年6月28日創元推理文庫より発行
<3部作>
第2作『ママ、パパ、あたし』
第3作『子守歌』
<作家紹介>カーリン・イェルハルドセン
1962年スウェーデン・カトリーネホルム生まれ 女性
大学で数学を学びIT業界へ
1992年作家としてデビュー
2008年ミステリ3部作の1作目として本書を発表 人気化
関連
-
スウェーデン・ハンマルビー署のコニー・ショーベリ警視シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆