紺碧海岸のメグレ/ジョルジュ・シムノン/論創海外ミステリ(2015.1.30発行)
「長らく邦訳が再刊されなかった「自由酒場」79年の時を経て完訳で復刊」と紹介されています。
3月の紺碧海岸(コートダジュール)を舞台にした殺人事件を寒いパリからやってきたメグレ警視がどうさばくのか。
その粋な解決のすばらしさにただただ脱帽です。
2015年1月30日論創海外ミステリより発行 原題は「Liberty Bar」※(1932)
※原書はフランス語 タイトルが英語なのは作中のバーの名前がそのまま使われているため
<作家紹介 ジョルジュ・シムノン>
1903-1989 ベルギー・リエージュ生まれ
中等学校を中退後、職を転々とした末、“リエージュ新聞”の記者となる。
1919年に処女作“Au Pont des Arches”を発表。
パリへ移住後、幾つものペンネームを使い分けながら、大衆雑誌に数多くの小説を書いた。
66年アメリカ探偵作家クラブの巨匠賞を受賞。
メグレ警視シリーズは長編だけでも70作以上書かれている。
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男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆