海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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「 殺し屋(殺しのライセンスを持つ者)・スパイもの 」 一覧

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天使は容赦なく殺す/グレッグ・ルッカ/文藝春秋(2007.8.10発行)

主人公はイギリスの秘密情報局(女性)主席特務官のタラ・チェイス イギリス・アメリカ・イスラエルを巻き込んだスパイアクション小説 240ページ以降の後半の展開は見事で、引き込まれていきますが、前半は無駄な部分が多い気がします。 2007年8月10日文藝春秋より発行 …

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雨の罠/バリー・アイスラー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2006.6.20発行)

父親が日本人・母親がアメリカ人の孤高の暗殺者ジョン・レインが活躍するサスペンスの第3作 ブラジルに潜伏していたジョン・レインは、CIAの東京支局に居所を突き止められ、大物武器商人のアシール・ベルハジを自然死に見せかけて殺害する仕事を依頼される。 心優しい(?)殺し屋は、いったいどこへ行くのか。 2006年6月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)より発行 …

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雨の影/バリー・アイスラー/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)(2004.1.20発行)

世界中で絶賛された『雨の牙』につづき、父親が日本人・母親がアメリカ人の孤高の暗殺者ジョン・レインが活躍するサスペンス第2作 腐敗した日本の改革に一人挑む警察庁の部長タツの依頼を受けて、レインは暗殺の仕事を引き受ける。 2004年1月20日ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)より発行 …

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雨の牙/バリー・アイスラー/ソニーマガジンズ

バリー・アイスラーは、1989年、コーネル・ロー・スクールを卒業。三年ほど日本で暮らした経験がある。2005年に、自分がかつてCIAに勤務していたことを公表し、話題となった。本書『雨の牙』でデビュー ソニーマガジンズより、2002年1月19日発行 父親が日本人・母親がアメリカ人で、政治がらみの暗殺を手がけてきた殺し屋ジョン・レインが主人公。 事故死・自然死に見せかける暗殺の第一人者。 ある夜、彼は…

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迷宮の暗殺者/デイヴィッド・アンブローズ/ヴィレッジブックス(ソニーマガジンズ)

闘うベストテン2004(ミステリチャンネル)第8位 とにかくおもしろい!本の紹介に「ジェットコースター・サスペンス」とあるが、まさにその通りです。次々に展開していくストリーに目が離せません。ハリウッドで映画化の話が進んでいるのも納得できます。 主人公は、特殊工作員のチャーリー・モンクと女医のスーザンフレミング。作者は映画では、チャーリーはジュード・ロウにスーザンはジュリア・ロバーツに演じてもらいた…

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ブラッククロス(上)(下)/グレッグ・アイルズ/講談社文庫(1998.1.15発行)

目にも見えず、臭いもせず確実に人間を死に至らしめる毒ガス。ナチスにそれを使わせてはならない! 化学兵器の研究に携わるマークとドイツ系ユダヤ人で中東で戦ってきたスターンは、たった2人で敵国ドイツに潜入するが—- グリシャムも絶賛の傑作歴史サスペンス 読み始めたら決して止まりません。 1998年1月15日講談社文庫より発行 [原題 Black Cross (1995) ] …

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甦る帝国(上)(下)/グレッグ アイルズ/講談社文庫

解体されたシュパンダウ刑務所の跡地で、巡査部長ハンス・アプフェルは、ヒトラーの命を受けた副総統ヘスの手記を発見する。 手記には、英国をはじめとする各国の政財界を大きく揺るがす内容が秘められていた。手記を奪取せんと、英米ソの情報部・東西ドイツへ浸透した地下組織フェニックスが暗躍・激闘を開始した—– 途中で止められずに一気に最後まで読んでしまいました。これから読まれる方は、読み出す時間にご注意下…