海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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百番目の男/ジャック・カーリイ/文春文庫(2005.4.10発行)

   

本書の映画化権は既に売れているとのこと。
面白い!!!!どこかのミステリー評価でランクインするかも。
警察内部でことごとくカーソンと対立するのは、「現場の警官のようにふるまう運営畑17年の人間」の出世だけを考えている警部。
ここまでいくと、笑って読める。こんなやつが現実社会によくいるから書くのだろうけど、出来れば登場させなくてよいのに。
主人公・刑事カーソン・ライダーのシリーズ第2弾は近々アメリカで出版される予定になっている。
主人公と相棒の信頼関係と活躍に次作が待ち遠しい。
予想通りに
☆2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位
☆このミステリーがすごい!2006年度版(2005年)宝島社第6位
☆闘うベストテン2005(ミステリチャンネル)海外ミステリ次点作品(第11位)
2005年4月10日文春文庫より発行

筆者紹介:ジャック・カーリイは、ケンタッキー州生まれ。
コピーライターとして20年のキャリアを積んだのち2004年本書『百番目の男』で作家デビューを果たす

 - 2005年, 2005海外ミステリ, 2006年版 (2005年), モビール市警察本部刑事カーソン・ライダー シリーズ, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆