海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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タルタロスの審問官/フランク・ティリエ/ランダムハウス講談社(2007.9.1発行)

   

2004年度フランス国鉄推理小説賞の最終候補作 本書はデビュー作
主人公はパリ警視庁のフランク・シャルコ警視
警視に入れ込んでしまうことを止めることは出来ません。また必読の警部シリーズが一つ追加されました。
2008年4月10日に続編の『七匹の蛾が鳴く』が発行されています。
訳者あとがきで「ネット上で一般読者が採点するお薦め度が軒並み5つ星であることからも人気の度合いが知れる」とあります。
何故日本の2007年ミステリベストテンものに入らなかったのか、私には分かりません。
是非フランスの警部ものミステリをお楽しみください。
2007年9月1日ランダムハウス講談社より発行

 - ノワールもの, 男性刑事(捜査官)もの, 評価: ☆☆☆☆☆