海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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還らざる日々(上)(下)/ロバート・ゴダード/講談社文庫(2008.7.15発行)

   

2008年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第4位
現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を世に問うベストセラー作家がおくる唯一のシリーズもの
ハリー・バーネット シリーズ第3作(年齢設定は69歳) 原題は「NEVER GO BACK」
50年前得体の知れない特殊任務「クリーン・シート作戦」に就いた空軍のならず者たち15名 50年期に再び任務地で会うことになったのだが——
先を読みたくて読むのを止められない面白さですが、謎解きの後にちょっとがっかりしてしまいました。それだけ期待が大きかったからですが。
シリーズ第1作『蒼穹のかなたへ』(1997) ※1997年週刊文春ミステリベスト10(海外)第4位 ハリー・バーネット53歳
シリーズ第2作『日輪の果て』(1999)ハリー・バーネット59歳
作家のこのシリーズに対する思い入れが分かりますね。
2008年7月15日講談社文庫より発行


シリーズ第1作『蒼穹のかなたへ』(1997)


シリーズ第2作『日輪の果て』(1999)

 - 2008年文庫, 評価: ☆☆☆☆☆