ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(下)/スティーグ・ラーソン/早川書房（2008.12.15発行）

☆2006年スカンジナヴィア推理作家協会「ガラスの鍵(Glasnyckeln)」賞※受賞作品
☆スウェーデン推理作家アカデミー最優秀賞受賞作品
☆2009年週刊文春ミステリベスト10（海外）第1位
☆ミステリが読みたい!2010年版（早川書房）第1位
☆闘うベストテン2009（ミステリチャンネル）国内外ミステリ 第4位
☆このミステリーがすごい!2010年版（2009年）ベスト20宝島社 第２位

一つ一つの謎を丁寧に誰にも分かりやすく解いて、読む人をどんどんひきつけていく。
これがミステリのベストセラーになる本の共通点だと思います。

物語は、誕生日に40年にわたって必ず届く額入りの押し花が、今年もまた82歳になる老人に届いたところから始まります。
全世界で800万部を突破した『ミレニアム』三部作の第1部

「幾重にも張りめぐらされた謎、愛と復讐。壮大な構想で描き上げるエンターテイメント大作」と紹介があります。

三部作のためか、あんまりな終わり方をしています。階段を上ったとたん階段がなくなったような。

早川書房さん、早く次を出してください。

2008年12月15日早川書房より発行
※「ガラスの鍵(Glasnyckeln)」賞
スカンジナヴィア推理作家協会が北欧５ヵ国で書かれたもっとも優れたミステリに与える賞
筆者紹介：1954年スウェーデン生まれ。2004年11月心筋梗塞のため死去。

 - 2009国内外ミステリ, 2009年, 2010年版 (2009年), 2010年版(早川書房), ジャーナリスト(新聞記者・雑誌編集者）もの, ハッカー(コンピュータ技術に長けた人物)もの, 評価: ☆☆☆☆☆