はいつくばって慈悲を乞え/ロジャー・スミス/ハヤカワ文庫(2011.3.15発行)
元モデルの美女ロクシーは夫を射殺した。すべてを強盗の仕業に見せかけようとするが、真相に勘づいたギャングにゆすられる羽目に陥る。偶然そこに現われた傭兵ビリーは、遺産の一部とひきかえにロクシーの護衛を買ってでるが—
解説はその最後の文章を「いや、これは凄い小説だ」と結んでいます。
前作「血のケープタウン」に続く南アフリカを舞台にしたロワール小説
すぎてついて行くのがむずかしくなる人もいるかもしれません。
アフリカの怖さが伝わってきます。
2011年3月15日ハヤカワ文庫より発行 原題は「WAKE UP DEAD」
<作家紹介 ロジャー・スミス>
南アフリカ共和国ヨハネスブルグで生まれ育つ。脚本家・プロデューサー・監督として活躍
2009年に『血のケープタウン』で作家デビュー。同作はドイツ犯罪小説賞(国際部門)を受賞し、映画化が決定
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ノワールもの, 評価: ☆☆☆☆☆