ジェイコブを守るため/ウィリアム・ランディ/ハヤカワポケットミステリ文庫(2013.710発行)
☆2013年バリー賞(The Barry Award)最優秀長編賞ノミネート作品
☆2013年ハメット賞最優秀長編賞ノミネート作品
☆このミステリーがすごい!2014年版(2013年)ベスト20宝島社第13位
☆週刊文春ミステリーベスト10 2013年 海外 第13位
舞台は、ボストンの西に位置し、全米で最も安全な都市ナンバーワンに選出されたこともあるマサチューセッツ州ニュートン
主人公は51歳になる主席検事補のアンディ・バーバー
法廷ミステリと家族の愛の物語
ワシントン・ポストはその書評で「まちがいなくアメリカのリーガルサスペンスの最高傑作」
『君に読む物語』の作家ニコラス・スパークスは「根底にあるのは愛の物語である」と。
一気に読み終えたとき、あなたはどんな感想を抱くのでしょうか。
答えの見つからない問題がいつまでも心に残ります「家族とは何なのか?夫とは妻とは?父とは母とは?」
アンディのジェイコブに対する愛・彼の妻ローリーのジェイコブの対する愛
どれが正しい愛なのでしょうか。誰にも決めることはできません。
2013年7月10日ハヤカワポケットミステリ文庫より発行 原題は「DEFENDING JACOB」
作家の第3作
6年間検事補として公職に就いた後『ボストン、沈黙の街(2003)』でデビュー
第2作は『ボストン・シャドウ』
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2013年, 2014年版(2013年), ラブストーリー, リーガル(法律・法廷)サスペンスもの, 評価: ☆☆☆☆☆