煌めく氷のなかで/ヴィヴェカ・ステン/ハヤカワ文庫(2014.3.15発行)

スウェーデンでシリーズ累計100万部を超えるベストセラーミステリ。

物語の舞台はスウェーデン・ストックホルムの東方にある美しい島サンドハム。

＜サンドハム・シリーズ＞の第3作　既に第７作までが既刊。早川書房さん、後の翻訳はどうなっているのでしょうか。 

主人公の2人は、ナッカ署刑事課のトーマス・アンドレアソン警部と彼の幼馴染みで銀行の法務部勤務のノラ・リンデ。

その夜、リーナは帰ってこなかった……友人の家を訪ねた夜、自転車で帰宅の途に着いた少女はそのまま忽然と消えてしまった。

サンドハムン島内を隈なく捜索した警察もまったく手がかりを発見できなかった—

2007年の現在の事件と1912年に始まる父と子の物語が交互に語られる。

なお、このシリーズ初めての方は。必ず第1作からお読みください。

2014年3月15日ハヤカワ文庫より発行
＜サンドハム・シリーズ＞
第1作『静かな水のなかで』(2008)2013年11月15日発行
第2作『夏の陽射しのなかで』(2009)2014年1月15日発行
第3作『煌めく氷のなかで』(2010)本書　2014年3月15日発行
第4作『I natt är du död』(2011)
第5作『I stundens hetta』(2012)
第6作『I farans riktning』(2013)
第7作『I maktens skugga』(2014)

 - 男性刑事（捜査官）もの, 評価: ☆☆☆☆☆