海外ミステリの本棚

海外ミステリの本棚では、翻訳されたミステリー最新刊を中心にベストセラーも含め実際に読んだ感想・書評 カテゴリー/おすすめを紹介。 独自のジャンル分けや各種ベストテンランキング該当かなども掲載しています。読書頻度は1週間に1,2冊ですが、10年で1000冊を超えました。最新のミステリ情報をこちらからどうぞ。

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蜘蛛の巣のなかへ/トマス・H・クック/文春文庫(2005.9.10発行)

   

☆2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第10位
夏を越せない父を看取るため、20数年ぶりにふるさとに帰ってきた主人公のロイ。
父と息子の物語
事件の真相を知りたくて、これほど先を読みたくなる物語もありません。
作家の実力を痛感します。
2005年9月10日文春文庫より発行

筆者紹介:トマス・H・クックは、 「緋色の記憶」で1997年度エドガー賞受賞の実力派。
アラバマ生まれ。ニューヨーク在住

 - 2005年, 評価: ☆☆☆☆